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人生漂流

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英会話教室に行く

留学や仕事で外国に行ったときは英語を話さないと仕事になりませんが、リタイアで遊びに来ているときは英語をほとんど使わなくても暮らしていけます。道で会った人とときどき話をしますが、長くても10分間くらいのものです。これでは英語が上達しないと、英会話教室をインターネットで探しました。日本の業者が斡旋して、語学留学できた生徒が入るスクールがありますが、授業料が月5~6万円もするので、こういうのはばかばかしくて行く気になりません。教会などでボランティアの人がやっているクラスをいくつか見つけて、3週間前からそこに通っています。どこも行ったときに授業料3ドル(たったの200円)を払います。
 月曜日に行くのはSt. Marks Church(写真左)で、最初全員があるテーマについての講演を聞いて、後半は数人ずつクラスに別れて話し合いをします。初めて行ったときはNZの農林省の人が来て、検疫の話をしました。NZによそから動植物や微生物が入り込まないようにするのにどういう体制を取っているかという話で、私は専門に近く面白かったのですが、他の人はあまり理解できなかったようです。30人くらいの外国人が来ていて、日本人が4,5人います。ここのシステムはいいと思うのですが、小クラスに分かれるとき日本人ばかりのクラスにするのはあまりよくないなと思います。
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 水曜日に行っているのはElim Church(上写真右)というところで、ここは生徒は少ないのですが、日本人は私だけで、それがいいと思っています。韓国人が多く来ています。

下の写真はSt. Marks教会で許可を得て撮った写真です。
英会話教室に行く_e0207997_160572.jpg

英会話教室に行く_e0207997_1611957.jpg


今日(木曜)、初めて行ったのはCrockfords Bridge Club(トランプのブリッジをする公民館のようなところ)というところでボランティアが行っているクラスで、ここも日本人が何人かいました。毎回、自由にグループを替われるのでいろいろな人と話ができる利点があります。いずれのクラスも中間にコーヒー・ブレークがあって、そこで誰とでも自由に会話ができます。

あまり日本語は使わないようにしていますが、今日会ったある日本人女性の話をご紹介します。
 「NZの永住権を取って18 年間ここに暮らしていますが、これまで英語を使わなくても特に不自由はありませんでした。子供は大きくなったし、将来はここで養老院に入るつもりなので、あまりに英語を話さないのもいけないと思ってこの教室に入りました。知り合いの中国人は両親を連れてきて住んでいますが、ご両親は全く英語ができません。それでも何の問題もなく、快適に暮らしています。クライストチャーチでは英語ができなくても全く支障はありません」
 私が「さっきガーデニングについて講演した人の話は半分も理解できなかった」というと、「私もですよ。皆分かったような顔をしているが、大部分の人は分からなかったと思いますよ。試験をするわけではないから、聞き取れないときはフンフンと分かったような顔をしていればいいんです」と言われました。 
 このように英語ができなくても暮らせますが、せっかく半年も暮らすのですから少しは英会話が上達して帰りたいものです。第一、NZのことをいろいろ知るいい機会ですから。私は行くたびにニュージーランド人に質問して回っています。

いずれのクラスも勉強に来ているのはほとんど女性です。男は皆働いているということなのか、あまり積極的に英会話をやろうとしないのか?ボランティアの先生もほとんど女性です。社会活動は今や女性が主体ということでしょうね。どのクラスも出席を取ったりせず、行きたいときに行けばいいので、他に予定がないときはこういうクラスに出ようと思っています。
(2010/11/11)
by tochimembow | 2010-11-11 16:24 | 英語苦労話
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片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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