人生漂流

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スイスを旅行する(2) 感動のユングフラウ Top of Europe

グリンデルワルトに来て2日目の朝は曇っていて、ホテルの部屋のバルコニーから見てもアイガーは見えず、山に厚い雲がかかっていました。
 今日の計画はユングフラウ鉄道で3,454メートルの高さにあるユングフラウヨッホJungfraujochに行くことですが、5年前に行ったときは途中から深い霧の中に入り全く何も見えず、ユングフラウヨッホ駅の建物から出ることもできず、むなしくとんぼ返りしたものでした。

二度の無駄足はごめんなので、駅で駅員にユングフラウヨッホの天気はどうかと聞いたら、自信たっぷりに「絶対大丈夫だ」と太鼓判を押します。「こんなに曇っているのに?」と言っても動じません。半信半疑で電車に乗り込んで、電車がえっちらおっちら山を登り始めたら、高くなるにしたがって天気がよくなってきました。アイガーの山腹にあるトンネルの途中の駅アイガーヴァントで5分間の休憩となり、トンネルの一部をくりぬいた窓からアイガー北壁を見ることができました。
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アイガー北壁はグランドジョラス、マッターホルンと並んで世界の三大北壁と呼ばれ、1800メートルの垂直な壁がそびえ立っています。これまで約60人が登攀に成功し、約30人が墜落死しています。間近で見ると壁が高いことととほとんど垂直なのに驚かされます。
眼下には雲海が広がり、グリンデルワルトから見ると曇っていたわけが分かります。

そこから電車はアイガーを横断して、ユングフラウに向かうトンネルをくぐって、終着駅ユングフラウヨッホに着きました。グリンデルワルトから2時間あまりです。駅舎に入ってすぐに日本に昔あった赤い郵便ポストが置いてあるのが笑えます。
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前回はこの建物から一歩も出られませんでしたが、今日は外に出る通路が開放されていました。

素晴らしいパノラマを見ることができました。
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外は一面の雪原で、サングラスなしではとても歩けません。
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エレベーターで100メートル高い展望台に上がるとユングフラウの頂上(4,158m)はすぐそこで、登れそうに思えます。
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そこから左の方にヨーロッパ一の大氷河(アレッチ氷河)が見えます。氷河の左がアイガー(3,970メートル)、右がメンヒ(4,099メートル)です。アレッチ氷河からユングフラウに書けての一体は世界自然遺産となっています。
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感動!感動!の景色でした。

駅の中ではトンネルを掘った歴史の資料や氷の彫刻が展示され、駅の外では橇で遊んだり、雪原を散策したり、皆思い思いに楽しんでいました。特に今年はユングフラウ鉄道が開通してちょうど100周年のため、Top of Europeというキャンペーンで いろいろなイベントが行われているようです。日本で100年前は明治45年ですが、その時代にヨーロッパ人が3500メートルの高さまで鉄道を敷いて列車を走らせたというのは驚きです。

しばしユングフラウヨッホで楽しんで、下り電車に乗りアイガーシャイデックで降りて、そこからクライネシャイデックまで歩きました。約3キロの軽いハイキングです。このあたりは緑の丘となり、アイガー、ユングフラウの雪山との対照が美しいものでした。
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草原の草を食む牛の首にはカウベルがつけてあり、それがカラ~ン、コロ~ンと鳴るのはスイスらしいのんびりした気分になれます。広い丘を登山電車が登っていくのを見ながら、今日の景色は一生忘れられないだろうなと思っていました。
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今日はたっぷりスイスの美しさを堪能したので、夕食はスイスの代表料理チーズフォンデュでした。
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チーズフォンデュを食べるコツは2人で一つ注文し、もう一つは別の料理を注文することです。一人に一つでは多すぎて、飽きます。ここで食べたフォンデュは日本で食べたものより美味しいと感じました。多分、チーズの種類が違うのでしょう。ビールを飲みたかったのですが、チーズフォンデュにビールは禁物(消化が悪くなる)だそうで、ワインで乾杯しました。
(9月6日)
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by tochimembow | 2012-09-07 04:10 | スイス旅行
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


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