人生漂流

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スイスを旅する(3) 美しすぎるマッターホルン

グリンデルワルトに泊まっていて、日帰りでツェルマットに行き、マッターホルンを見てくるというプランはクレージーか?それは九州から新幹線で富士山を日帰り見物に行くようなものかもしれない。しかし、スイスに来てマッターホルンを見ずに帰るというのは、日本に来て富士山を見ずに帰るというようなものだろう。あまりにももったいないのではないか。インターネットで調べたら、マッターホルンまで行くにはグリンデルワルトからインターラーケンオスト、シュピーツ、フィスプで電車を乗り継いでツェルマットに着き、そこからさらに登山電車に乗ってゴルナーグラートの展望台まで行かなければならず、全部で5本の電車を乗り換えることが分かりました。ジュネーブからグリンデルワルトに来るときさんざん乗り間違えをしただけに「ちょっと無茶かな」と思いましたが、朝起きて天候がよければ決行することに決めました。

6時半頃に起きると2日間曇っていて部屋のバルコニーから見えなかったアイガーが目の前に見えます。やがてシュレックホルンSchreckhornの稜線がモルゲンロート(朝焼け)に輝き始め、アイガーの頂上から日が差してきました。
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これなら「マッターホルンに行くべし」と朝食もそこそこにホテルを出ました。8時19分グリンデルワルト発に乗って、ツェルマットに着いたのは11時13分でした。今回は乗り違えなしで到達しました。そこからゴルナーグラートへ登る電車に乗り換えて、急な坂道を上り始めるとマッターホルン(4478メートル)が見えてきました。
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何と美しい。昨日までユングフラウという女性が美しいと思っていたのが、マッターホルンという超美人に出会って一瞬で心変わりしたような気分です。

マッターホルンは三角錐の山に見えますが、実際は四角錐だそうです。電車は北壁側から東壁側へ回り込むように上がっていきます。展望台があるゴルナーグラートに着いたのは12時9分でした。グリンデルワルトから約4時間かけてここまで来たことになります。しかし、ゴルナーグラートからの展望はその4時間が全然苦にならない素晴らしいものでした。
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360度見渡すと雪を頂いたアルプスの山々が連なっています。
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雲一つない快晴で、一生忘れがたい風景でした。

ゴルナーグラートから一つ下にある駅ローテンボーデンまで歩くことにしました。マッターホルンが少しずつ姿を変えていきます。
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(ウサイン・ボルト風に)
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(池に映るマッターホルン)
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実に贅沢をした気分でした。

登山電車がツェルマットに着いて、次の電車を待つまでツェルマットの街を歩きました。ここは大変賑やかなところで、グリンデルワルトを村だとすれば、ツェルマットは街です。ツェルマットは排気ガスを出す車は乗り入れ禁止のため街の中を走る車は電気自動車か馬車だけです。
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ツェルマットから再び電車を4つ乗り換えてグリンデルワルトに戻ったのは午後6時半でした。

夕食はホテルのレストランの庭でイタリアンをいただきました。
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夕日に照らされたアイガーなどの山を見ながらビールで乾杯しました。
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(9月7日)
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by tochimembow | 2012-09-08 04:40 | スイス旅行
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


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