彼岸花
お彼岸(9月23日)頃に咲くから彼岸花といい、曼珠沙華ともいいます。死人花、地獄花とも呼ばれ、忌み嫌う人もいますが、それは球根に毒があることと無縁ではないでしょう。子供の頃は縁起の悪い花だと教え込まれていたため、彼岸花は嫌いでしたが、秋に田んぼの畦や川原で緑に映えて咲いているのを見ると、美しく感じるようになり、最近では彼岸花は好きです。白や黄色の彼岸花も増えてきていますが、彼岸花はやはり赤ですね。
宮崎で撮った彼岸花の写真をご鑑賞ください。
西都市都於郡(とのこおり)城趾(2009年9月22日)
高原町皇子原(おうじばる)公園(2014年9月28日)
この公園には何と300万本の彼岸花があるという。
ここで思い出すのが、小津安二郎の「彼岸花」。娘(有馬稲子)がなかなか結婚しないことを心配している父親(佐分利信)が、娘が自分で結婚相手を見つけてくると怒り出し、妻(田中絹代)や知り合いの女将の娘(山本富士子)の取りなしで、次第に許す気持ちになっていくというストーリーでした。小津初めてのカラー作品で、赤がテーマの映画だったようですが、彼岸花の場面は記憶にありません。何かを象徴して彼岸花というタイトルをつけたのでしょうか。娘の結婚式がお彼岸の頃だったかな。豪華な女優陣の映画でした。
(2014.9.29)
宮崎で撮った彼岸花の写真をご鑑賞ください。
西都市都於郡(とのこおり)城趾(2009年9月22日)
高原町皇子原(おうじばる)公園(2014年9月28日)
この公園には何と300万本の彼岸花があるという。
ここで思い出すのが、小津安二郎の「彼岸花」。娘(有馬稲子)がなかなか結婚しないことを心配している父親(佐分利信)が、娘が自分で結婚相手を見つけてくると怒り出し、妻(田中絹代)や知り合いの女将の娘(山本富士子)の取りなしで、次第に許す気持ちになっていくというストーリーでした。小津初めてのカラー作品で、赤がテーマの映画だったようですが、彼岸花の場面は記憶にありません。何かを象徴して彼岸花というタイトルをつけたのでしょうか。娘の結婚式がお彼岸の頃だったかな。豪華な女優陣の映画でした。
(2014.9.29)
by tochimembow
| 2014-09-29 22:12
| 日本の自然