人生漂流

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カテゴリ:ウオーキング( 17 )

オタゴ半島を回る (ダニーデンの旅1) Otago Peninsula

ダニーデンに行って2日目はオタゴ半島を廻りました。それほど大きな半島ではありませんが、アルバトロス(アホウドリ)、ペンギン、オットセイ、アザラシなどが棲息することで知られています。

ラーナック・キャッスル Larnach Castle
ダニーデン中心部から12km、オタゴ半島の中心にラーナック城があります。ニュージーランドに本物の城があるわけはありませんが、19世紀に銀行事業で成功したラーナック氏がオタゴ半島に中世ヨーロッパ風の城を建て、ここに住んでいました。後年彼は事業に失敗し、1898年国会議事堂内で自ら命を絶ってしまいました。その後、城はベーカー家の所有となり、彼らの私邸ですが、公に公開しています。
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広い庭があり、城の中に入ると当時の家具調度品がそのまま残されています(城内は撮影禁止のため写真はありません)。塔の上から見た庭です。
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オタゴ湾を見たところです。
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ロイヤル・アルバトロス・センター Royal Albatross Centre
オタゴ半島の先端、タイアロア・ヘッドにロイヤル・アルバトロス・センターがあります。ロイヤル・アルバトロスはアホウドリの仲間で最大の鳥で、普通は人が住まない島に棲息しますが、ここでは保護によって少数のアルバトロスが棲息し、それを観察することができます。アルバトロスの観察は厳しく制限され、センターでツアー料金を払ってあらかじめ説明を聞いた上で、センターから歩いて5分くらいの丘の上にある観察室からガラス越しに見るだけです。しかも鳥は100メートル以上離れたところにいるため双眼鏡がないとよく見えません。
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観察室からは数羽のアルバトロスを見ることができました。アルバトロスは羽を動かすことなくグライダーのように滑空しますが、チケットを買うとき飛ぶ姿が見られるかは保証しないと言われました。風がないと飛ばないそうです。幸いにも何回かアルバトロスの飛行を見ることができました。
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しかしデジカメはシャッターを押してもレスポンスが悪く、うまくタイミングが合いません。こういうときはアナログ・カメラがいいですね。

ペンギン・プレース Penguin Place
オタゴ半島でペンギンを見ることができるのはネイチャーズ・ワンダース Natures Wonders とペンギン・プレースの2ヶ所で、どちらもツアーに参加して観察に行きます。私が行ったのはペンギン・プレースでここは1985年にHoward McGroutherという自然保護活動家が8つがいしかいなかったイエロー・アイド・ペンギン Yellow Eyed Penguin を保護し、絶滅から守り、現在では20つがい以上に増えてきました。入場料でペンギンの保護をまかなっています。ツアーを申し込むとき、次は何時かと聞くと2名集まれば随時出発とのことで「3人になったから行くぞ」と言われました。あとの2人はドイツ人夫婦で、ご主人は英語が全くできないらしく、奥さんがいちいち通訳をしていました。

まずペンギン・ホスピタルを案内されました。主に飢餓で弱っているペンギンを集めて魚やイカをエサとして与えているそうです。聞いたら獣医師は診ておらず、投薬もしていないと言っていました。
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マイクロバスで海岸近くに行って、そこから歩き出すとすぐに木陰にペンギンがいました。
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ペンギンは氷の上か海岸にいるという先入観を持っていた私には草むらにいるペンギンは奇異に見えます。イエロー・アイド・ペンギンは陸に住むのだと説明されました。
そこから木の枠とビニールに囲まれた塹壕のようなところをガイドは歩いて行きます。これはペンギンに気づかれないように観察するためです。
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所々にペンギンを隙間から観察する場所があります。そこからだと手が届くようなところにペンギンがいます。池のそばにもいました。
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写真ではわかりにくいのですが、眼球が黄色いのでこの名があります。イエロー・アイド・ペンギンは体高が65センチほどあって、ニュージーランドで最大のペンギンだそうです。

迷路のような塹壕の中を歩いたあとは外に出て海岸を見下ろす道を案内されました。海岸近くにペンギンとオットセイがいました。黒くとぐろを巻いているのは巨大な海藻です。近くで見ると気持ち悪い。
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アザラシがいることもあるそうです。「クイーン・シャーロットでペンギンを見たけどあれはどの種類だろう?」と聞くとガイドさんは「それはブルー・ペンギンだ。イエロー・アイド・ペンギンはクライストチャーチから南にしかいない」と答えていました。小型のブルー・ペンギンやいかついとさかがあるクレステド・ペンギン Snares crested penguin もいるそうです。

この日はオタゴ半島のラーナック城、ロイヤル・アルバトロス・センター、ペンギンプレースと3ヶ所をめぐりましたが、ペンギン・プレースがもっとも興味をそそられるところでした。
(2011/3/1)
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by tochimembow | 2011-03-05 17:11 | ウオーキング

リトルトンからゴドリー・ヘッドへ From Lyttleton to Godley Head

Y君夫妻をクライストチャーチへ連れてきて次の日は午前中にハグレー公園、カンタベリー博物館、アート・センターを案内し、そこからリトルトン Lyttelton へ行きました。リトルトンは現在ではクライストチャーチ市に編入されていますが、海上交通の要衝です。昔は南極探検や捕鯨の基地でもありました。今までじっくりリトルトンの町を見たことがなかったのですが、ロンドン・ストリートを歩いてみると古い面影があってなかなか風情があります。
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日本語のガイドブックにはここに来たらアイスクリームを食べるべしと書いてあるので、左写真の赤い看板の店(真ん中の車の前)でアイスクリームを注文しました。カップ (tub)にぎゅーぎゅー詰めにして山盛りのアイスクリームを入れてくれましたが、これがおいしい!これでこの町が気に入りました。(写真は2月11日に妻が来たときのもの)
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ここから以前歩いたことがあるゴドリー・ヘッド Godley Head に向かいました(「日本軍が攻めてくる?」)。曲がりくねった崖の上の道路を走っていると海に飛び込んでいきそうな感じがして、この道路は絶景を楽しめます。写真はテイラーズ・ミステイク Taylor's Mistake の海岸からゴドリー・ヘッド方面へスキャンしたパノラマ写真です。
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ゴドリー・ヘッドの駐車場に車を置いてリトルトン湾を眺めながら、半島の先端の砲台跡に向かいました。リトルトン湾は船の往来が多いところで、漁船が帰ってくると小魚を目当てにたくさんのカモメがついていきます。
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70年近く前、日本軍が攻めてくるのに備えて半島の突端に作られた砲台の跡が3個所にありました。左端は大砲を備え付けてあったところです。
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当時は相当な緊張感で見張りを続けていたに違いありません。今ではその歴史も面影となって平和そのものの風景です。

赤い花があちこちに咲いていましたが、名前がわかりません。
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Y君夫妻は広い海に感嘆していました。彼らがフィッシュ・アンド・チップスが食べたいというので、家の近くの店でブルー・コッド(タラの一種)のフライ(フィッシュ)3枚とフライド・ポテト(チップス)を1人前買って、ピザ屋でピザを買って我が家で宴会をしました。フライとピザは大きすぎて、食べきれず、チップスも余って結局次の日の夕食になりました。お二人は翌日日本へ発って行かれましたが、きれいな山と海を見て満足したと思います。
(2011/2/9)

続きを読む リトルトンのタイムボール・ステーション
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by tochimembow | 2011-02-10 17:23 | ウオーキング

マウント・ハーバートに登ろうとしたが Mt. Herbert

バンクス半島 Banks Peninsula は600万年前に火山の噴火でできた半島で、ここで一番高い山はマウント・ハーバート Mt. Herbert (919m)です。
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低い山ですが、ここに登る一般的なルートはダイアモンド・ハーバーからの道で海岸から上るので高度差が900メートルもあり、往復6時間かかります。クライストチャーチに住む山好きの日本人から、ポート・レヴィ道路 Port Levi Rd.の峠から登れば高度差は500メートルで、2時間歩けば頂上に達するという情報を得ていました。

最近、リタイアした日本人のOさんご夫婦が近所に来られ、私同様ウォーキングが趣味ということをうかがっていました。車をお持ちでないので、私の車で一緒にどこかに行きましょうということになり、3人でマウント・ハーバートに向かいました。ダイアモンド・ハーバーを過ぎて、ポート・レヴィ道路に入ったのですが、峠に登り口の標識がなく、そこを過ぎるとレヴィ湾に下がっていきます。DOC(環境保護局)の看板があると聞いていたので、変だなと思ったのですが。目印となる大きな岩 Monument Rock はあるので、そこから行ってみようということになり、車を置いて歩き始めました。まもなくマウント・ハーバートが見えてきました。頂上にシェルター(雨風を除ける施設)がポツンと見えます。
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なだらかな山で、下の方に山を巻く道が見えます。聞いていたとおり道は牛の糞だらけで、踏まないように歩くのに往生しました。巻き道をずんずんどこまで歩いて行っても頂上に上がっていく道が見つかりません。マウント・ハーバートを過ぎてマウント・ブラッドリー Mt. Bradely の下まで来てしまったので、上り道を探しながら引き返しましたが、やはり見つかりませんでした。

仕方ないので牛の糞が少ないところで弁当を食べて引き返しました。頂上はすぐそこに見えているのにそこへ行けないのがもどかしく、あきらめきれないハイキングでした。
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しかしそこからでも木が少ないだけに眺望はよく、南にはアカロア方面の海が見えます。
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下の写真は北の方を撮ったもので、手前はリテルトン湾で、その北がポート・ヒルズの山、向こうにかすんでいるのがクライストチャーチの海岸です。
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帰宅してインターネットで5万分の1の地図を見たら、確かにそこに上がる道は書いてありました。ずっと使われていなかったので、道が草に覆われて見えなくなってしまったと思われます。O氏ご夫妻には申し訳ないウォーキングでしたが、ウォーキングを楽しんだとおっしゃったので一安心はしています。
(2011/2/4)
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by tochimembow | 2011-02-05 06:53 | ウオーキング

バンクス半島を歩く Banks Peninsula

バンクス半島 Banks Peninsula は600万年前に二つの火山が大爆発してできました。そのとき半島の周りにギザギザの海岸ができ、独特の景観を見せています。この半島で観光の中心となっているのがアカロア Akaroa です。ここで一番高い山は Mt. Herbert で920メートルしかありませんが、ダイアモンド・ハーバーの海岸から上っていかなければならないので、健脚向きです。この日はそこは避けて半島の先端付近にある Otepatotu Scenic Reserve(オテパトツ景観保護区?)と Ellangowan Scenic Reserve(エランゴワン景観保護区?)を歩きました。
 昼前にクライストチャーチを出て約1時間でバンクス半島に入り、さらにそこから30分でアカロアに着きました。サミット・ロード Summit Road を上がり、オテパトツの駐車場に車を置いて、写真のような大きな岩を目指して歩いて行きました。
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その岩の崖上から見た景観です。
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そこからさらに Lavericks Peak (755m) まで登りましたが、頂上には風力発電の風車があり、それほどの感激はありませんでした。別の道で下りましたが、そのとき見た花です。名前はわかりません*。
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そこを降りて次にエランゴワン景観保護区に行きました。駐車場付近から美しい海が見えます。写真はロング湾 Long Bay ではないかと思われます。
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ガイドブックには駐車場から下って5分のところに緑と黄色のDOC(環境保護局)の標識があるので、そこから登れと書いてあるのですが、見つからず、小さい標識があるのでそこで考えていたら、ちょうどNZ人夫婦が来合わせたので「どこだろう?」と尋ねると、ご主人は「ここかもしれない」と言いました。私が「これは緑ではないし、DOCの標識はもっと立派だよ」と言うと、奥さんは「もとは緑だったんじゃない?」と無責任なことを言います。結局「僕らは後からついて行くからお前が先に行け」と言われ、ヤブの中を登っていきました。10分もしたら明るい岩場に出、そこから岩場を伝って登っていくと頂上らしきところに出ました。
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後から追いついた夫婦に写真を撮ってもらいました。
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バンクス半島先端にある湾が3つほど見えます。
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いずれもきれいな湾で、後日行ってみたいところです。頂上にははっきりした標識があり、それにしたがって降りていくと上りの出発点とは全く違うところに出て大きなDOCの標識がありました。しかしそこは駐車場から歩いて20分もありました。登ったのはショート・カットの道で、こちらの方が駐車場に近くてよかったです。

10月にアカロアに行ったときはサミット・ロードから間違った道に入り、さんざんな目にあいました(レポートはここ)が、今回はトラブルなく帰ることができました。

* この記事へのコメントが来てこの花はジギタリス(キツネノテブクロ)であることがわかりました。ジギタリスを研究に使っていたのに、気づかないとは不覚です。コメントをくださった方に感謝します。
(2011/1/13)
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by tochimembow | 2011-01-14 08:45 | ウオーキング

崖っぷちの道を歩く Banks Peninsula

バンクス半島 Banks Peninsula はクライストチャーチ市のすぐ南にある大きな半島です。火山が噴火してできた半島で、複雑に入り組んだ入り江が取り囲んでいます。ここにある山がいいと聞いていたので、登ってみようとリテルトンのインフォメーション・センターによって地図はないかと聞くと「ない。かなりきついよ」と言われました。地図なしでは歩けないので、代わりにダイアモンド・ハーバー Diamond Harbour に行って、そこから歩く道を探しました。ダイアモンド・ハーバー周辺はたくさんのヨットが係留されています。(写真はプラウ湾)
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そこからクライストチャーチ方向と反対方向の両方に道ができています。クライストチャーチ側は開けすぎていると思い、反対方向に歩き始めました。標識には Cliff Edge Track 崖っぷちの歩道とあります。
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そのままの命名だなと思いながら崖の上の細い道をたどりました。海は見慣れたところですが、道の両側に野生のデイジーがたくさん咲いていて実にきれいでした。きれいな赤い花もありましたが、名前が分かりません。
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木が茂っているところは密林のように暗く、なんとなくスリルがあります。人が全然歩いていないけどなかなかいい道だと思っていたら、突然道からはずれたヤブの中でごそごそしている男の人がいました。なんとなく怪しいので黙って通り過ぎようとしたら、足元にアケビに似た実が落ちています。すぐに好奇心が頭をもたげて、その男性に「こりゃ、何じゃ?」と聞いたら「それはパッション・フルーツだ。ほら、こんなにあるだろう。黄色くなったら食べられるよ」と言ってくれました。その人はパッション・フルーツを採っていたのです。(怪しんでごめんなさい)
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所々に美しいピンクの花がついた木があったのですが、それが野生のパッション・フルーツでした(上写真左の垂れ下がっているのが果実のできはじめ)。その先に何本も木があったので、果実をもぎ取って持って帰りました(写真右)。

45分くらい歩くと車道に出ました。その先にまた崖上の道がありプラウ湾 Purau Bay まで続いているようですが、そこまでは行かず引き返しました。もう5時を過ぎているので、波面が美しく光っています。
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人の気配が全くなく、花がいろいろ咲いていて、パッション・フルーツという思いがけない収穫もあり、満足できるウォーキングでした。

日本のスーパーで売っているパッション・フルーツは丸い形ですが、これは細長く、調べてみたらこれはバナナ・パッション・フルーツという種類のようです。黄色くなったら食べてみますが、さてどんな味がするでしょう。
(2010/12/3)
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by tochimembow | 2010-12-03 19:38 | ウオーキング

美しい海と山と怠惰なオットセイ Kaikoura

カイコウラ Kaikoura はクライストチャーチから北へ200キロの所にある観光地で、クジラ、イルカ、オットセイを見ることができるので有名です。ぜひ行ってみろと言われていたのですが、遠いのと、クジラ・ウォッチ・ツアーは船に乗って4時間くらいかかる(しかもクジラが現れないことも多い)ので泊まりがけになることから、躊躇していました。オットセイは岸から見えるので、今日、それを見ようと行ってみました。朝9時頃に家を出て昼少し前に着きました。案内所でオットセイの生息場所を聞いたら Point Kean というところを勧められました。車で7,8分の所です。
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上の写真はPoint Keanの駐車場ですが、その先の海岸にオットセイがいます。車からでも見えます。
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5頭ほどいましたが、ただ寝そべっているだけで人がいても逃げもせず、愛想もなければ、威嚇もありません。

ここはカイコウラ半島の先端で、そこから南へ半島を回る道があります。潮が引いていたので、海岸沿いに歩き始めました。途中でカモメの大群に会いました。数百羽はいます。近づくと一斉に「ギャー、ギャー」言いだし、「変なやつが来たぞ。どうしよう」と言っているようです。
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所々にオットセイが横たわっていました。人を噛むこともあるので10メートル以内には近づくなと警告がありますが、1メートルまで近づいても知らん顔です。
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 Whalers Bay (捕鯨者の湾)というところに来ると大きな白い岩が二つあります。
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右側の崖を登って、崖の上の歩道に出ました。ここから見る眺めは見事でした。
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崖の上の道からは雪をかぶった高い山が見えます。カイコウラでこんな山を見ることができるとは予想していなかったので、感激でした。一番高い山は Mt. Manukau (標高2610m)と思われます。雲がかかっていますが、大きな雪渓には光が当たって輝いています。
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町へ戻る途中、屋台でイセエビを食べました。そのレポートは別項(イセエビを食す)で。

帰り道に展望台に上がってみたら、雲が少なくなってカイコウラの町の彼方に先ほどの山々のいただきが美しくそびえて見えました。
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海の方は雲がなくなり、海の色が全く違って見えます。
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往復400キロ6時間を運転するのはきつかったですが、美しい海とアルプスの山が見える素晴らしい景色で今まで行ったところのベスト3に入ります。オットセイはただ「あ、いた」で終わりでしたが。
(2010/11/27)

(続きを読む) アシカ、オットセイ、アザラシの違い
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by tochimembow | 2010-11-27 16:54 | ウオーキング

Taylors MistakeからGodley Headへ

Taylors Mistake テイラーズ・ミステイク Godely Head ゴドリー・ヘッドについてはすでにご紹介しました。今日は、Taylors MistakeからGodley Headまでを歩きました。
前回はTaylors MistakeからScaborough Headまでを歩きましたが、今日は反対方向(東側)の道を取ります。

テイラーズ・ミステイクの湾です。サーフィンや海水浴の人が大勢います。1ヶ月前は数人のサーファーがいただけですが、今日は賑わっています。
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写真はスカボロー・ヘッドの方向です。
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ゴドリー・ヘッドの駐車場まで1時間半近くかかります。この駐車場で看板の地図を見ていたら、オーストラリア人の夫婦が話しかけてきて、「日本人か?」と聞いた後で「なぜ Taylors Mistake という名前がついているのだ」と聞いてきました。日本人にそんなことを聞くのはお門違いだろうと思うのですが。
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そこから折り返してマウンテン・バイクの道で引き返しました。この道は海から離れていて、羊の牧場の中を歩きます。
 羊が「何だ、こいつは」という顔で見ています。しかし頭突きをしてくるような不届きな羊はいません。
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※Taylors Mistakeの地名の由来はTaylor Mistakeの [続きを読む] を見てください。
(2010.11.11)
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by tochimembow | 2010-11-14 11:13 | ウオーキング

野鳥の聖域 Travis Wetland

クライストチャーチ市北東に Travis Wetland(トラヴィス湿原)があります。ここは野鳥(特に水鳥)の天国です。1ヶ月前にも行って、今日は2回目です。(写真:カナダ・グース Canada goose)
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鳥の名前が全部は分からないので、写真だけです。右上はNZ特有の鳥プケコ Pukeko です。左下はカナダ・グース。
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Pukeko 
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飛んでいる鳥を撮るのは難しい。
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1ヶ月前に行ったときはカモの親子連れがたくさんいたのですが、今回は見ません。子供が独り立ちしたのでしょうか。(写真は1ヶ月前)
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なぜかネコ5匹に出会いました。
「今日の夕食は鳥刺しにしようかニャ~」
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一周1時間くらいで、家から往復しても2時間かからないので、手軽な散歩コースです。
(2010/11/12)
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by tochimembow | 2010-11-12 18:36 | ウオーキング

無人島を歩く Quail Island

リトルトン湾にQuail Island (クエイル島)という小島が浮かんでいます。これは前日ポート・ヒルズから見たときのQuail Islandです。
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昔はquail(ウズラ)の天国だったのですが、今は絶滅して名前だけが残っています。この無人島にウォーキング・コースがあるので「なんか、面白そう」と行ってみました。渡し船が1日1往復します。12時20分にリトルトンから運んでくれ、3時間後に迎えの船が来ることになっています。船は30人くらい乗れる大きさでしたが、乗船したのは私と老夫婦の3人でした。その奥さんが地図を指しながら「このコースは地震で崩れて通れない」とかいろいろ教えてくれました。ご主人の英語はよく聞き取れないので、もっぱら奥さんと話しました。かなり詳しいので、「ここは何回目ですか?」と聞くと”many, many, many times”と答えます。相当の常連のようです。

船を下りて彼らと私は西と東に別れ、歩き始めました。
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無人島を一人で歩くなんてなんとなくワクワクします。やがて写真のような小屋の跡があり、案内板を見ると「100年前の”Leprosy Colony”の跡で、ここに患者が隔離されていた」とあります。leprosyの意味が分からなくて、もしやライ病(ハンセン病)のことではないかと後で調べたらやはりそうでした。この小さい小屋に病人6人が収容されていた(というより「放置」されていたみたい)そうです。ここで亡くなった人の墓も近くにあります。
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次にスコット大佐が訓練した犬の犬舎の土台が残っていました。スコット大佐はイギリス人で、アムンゼンと南極点初到達を争って、わずかの差で敗れ、失意の帰途で遭難して探検隊全員が死亡しています(1912年)。彼はこの島で南極に連れて行く犬、馬、ラバの訓練をしたそうです。

この島には老夫婦と私の3人しかいないと思っていたら、途中で道の草刈りをしているおじさんがいました。だから歩く道がきれいに整備されていたんだ。おじさんに「大変ですね」というと”Easy access for you”(あんたが歩きやすいようにね)と言ってくれました。何だか嬉しくなるような答でした。

しばらく歩いて海岸を見下ろすと船の残骸のようなものがありました。案内板には「船の墓場 Ship Graveyard」とあります。
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8隻の船の残骸ですが、どれとどれか分かりますか?一番大きいのはオーストラリアで1865年に建造されたDarra号で、リトルトンから石炭を運ぶのに使われていたそうです。少しずつ崩れていって年々形が分からなくなってきているようですが、100年以上前の船がこんなに集まって難破したままの状態にしてあるのは、人が死んで骨だけが残されているようなもので、不思議な感動を覚えました。
この島には避病院以外に人が住もうとしたことがあり、Wardという兄弟が農場を開墾しようと家を建てたのだが、完成直前に海で溺れて亡くなったという看板も見ました。この崖の上の方に建物の残骸があります。
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帰りの船を待っていたら、乗客が7人に増えていました。どこから湧いてきたんだ?さっきの草刈りおじさんもいます(どうも仕事ではなく、ボランティアで草を刈っていたみたい)。日焼け止めを塗って顔が真っ白になっているおばさんに「昨夜はここに泊まったのですか?」と聞くと「3晩泊まったのよ」と言います。テントではなくどこかの小屋に泊まったらしいです(さっきの避病院か?)。無人島ですが、何かいろいろと歴史と関わりのある島で、この島に一人で泊まっていると小泉八雲の「耳なし芳一」のように何か亡霊が話しかけてきそうで、ちょっとそれはご勘弁という感じです。

歩いてみると意外に広く、変化に富んだいいコースでした。すべてがスローに過ぎていく気持ちよさと、とても不思議な体験をしたような感覚が残り、印象的な島でした。
(2010/11/9)
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by tochimembow | 2010-11-09 19:16 | ウオーキング

Port Hills テクテク その3 ゴンドラに負けるな

ポート・ヒルズの Mt. Cavendish キャベンディッシュ山にゴンドラ(4人乗り)がかかっており、クライストチャーチの観光名所の一つになっています。特にクライストチャーチの夜景を見るのが人気のようです。
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ゴンドラのHPより)
ゴンドラを使わずにこの山に登ってみようと麓駅に車を置いて歩き始めました(高度差500メートル)。最初は未舗装の車道を上がっていくだけで、面白くはありません。かなり歩いてもゴンドラの頂上駅はまだまだ上の方です。
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がんばって30分ほどで稜線に出ました。
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ここからは楽勝です。頂上駅は結構立派な建物で、レストランもあります。 “Time Tunnel タイム・トンネル”と書いた階段があったので、降りて行って女性の整理員に「こりゃ、何じゃ?」と英語で聞いたら、「日本の方ですか?」といきなり日本語で言われ、日本語で説明を始めました。何だ、日本人だ。ワーホリできているのだろうか?それにしてもジャパニーズ英語が見え見えだなぁ。
 戻るとき展望台で若い女性の二人連れにカメラのシャッターを押してくれと言われ、“Sure”と言って、リトルトンの町を背景にするより島を背景にしたらどうかと勧めたら、”I don’t understand.“と言われ、「え~い、面倒だ。このままの位置で撮ってしまえ」とシャッターを押し、「今度は僕の番だ」と撮ってもらったのがこの写真です。風が強く髪がバラバラ。
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ゴンドラで登るより、足で登る方が気持ちがいいです。車でも行けるのですけどね。
(2010/11/8)
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by tochimembow | 2010-11-09 18:50 | ウオーキング
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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