人生漂流

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カテゴリ:ミルフォード・トラック( 5 )

ミルフォード・トラック 5日目 ミルフォード・サウンド

ミルフォード・トラックを走破してツアー最後の日はミルフォード・サウンド Milford Sound のクルージングです。もう歩く必要はありません。

タスマン海に面するニュージーランド南島の南部は氷河が削られて、フィヨルドを形成しています。その一部がフィヨルドランド国立公園 Fiordland National Park となっており、その中心がミルフォード・サウンド(ミルフォード・サウンドのサウンドは”音”ではなく、”入江”という意味)で、タスマン海から15キロ奥まったところにあり、クルーズ船の発着場となっています。ニュージーランドでマウント・クックと並んで人気の観光地で、一日に何千人も観光客が押し寄せるそうです。

ミルフォード・サウンドの桟橋にはクルージングの会社が5~6社あります。
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この日はこの5日間でもっとも雨が強く、せっかくのクルージングもあまり期待できません。ミルフォード・サウンドは年間8,000mmもの雨が降り、3日に2日は雨なので、雨は仕方ないところです。

崖の上からたくさんの滝が流れ込んでいます。ここは海ですが、山から流れ落ちる水が多いので塩分は少ないそうです。
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大きな滝に近づくと水をかぶるので、デッキに出ることができません。
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岩の上にはニュージーランド・ファー・シール New Zealand fur seal (オットセイ)が寝そべっています。
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雨が強くなってきて山はほとんど見えませんでした。
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フィヨルドらしい景色は分かりますが。
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船はタスマン海に出たところでUターンし、約2時間でクルージングは終わりました。桟橋からバスで約5時間かけてクイーンズタウンに戻りました。ツアー参加者23名のうち5名はさらに次の日から Great Walks の一つルートバーン・トラック Rootburn Track に行くと言って別れました。ルートバーン・トラックはフィヨルドランド国立公園とマウント・アスパイアリング国立公園 Mount Aspiring National Park を結ぶ40キロのコースを3日間かけて歩くもので、ルート全体が世界遺産に含まれます。ミルフォード・トラックより難易度は上と言われますが、ミルフォード・トラックを歩いた直後にルートバーン・トラックを歩く彼らの情熱とタフさには舌を巻きます。3人のガイドさんのうち2人は翌日から新たなツアーを案内してミルフォード・トラックに行くそうです。もう一人は2回続けてミルフォード・トラックをガイドしたので、3日間の休暇に入ると言っていましたが、2回連続でガイドをするなんて彼女たちの体力もおそるべきものです。クイーンズタウンで解散するとき皆が抱き合って別れを惜しみました。こうして印象深いミルフォード・トラックの旅は終わりました。

雨でミルフォード・サウンドからの美しい山々が見えなかったので、ミルフォード・トラックの主催会社 Ultimate Hikes にもらったCDの中にある写真を抜粋してお目にかけます。
マイター・ピーク Mitre Peak これを見たかったのだけど。
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ハリソン・コーブ Harrison Cove
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ミルフォード・サウンドの夕陽

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(2010/12/26)

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by tochimembow | 2011-01-01 10:07 | ミルフォード・トラック

ミルフォード・トラック 4日目 サンドフライ・ポイントまで

ミルフォード・トラック・ウォーキングは4日目が最後で、最も長い21キロを歩きます。我々が7時40分にクインティン・ロッジを出たときは一組を残して皆出発したあとでした。天気は曇り、朝だけ少し青空が見えました。
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ロッジから少し行ったところでサザランド滝 Sutherland Falls が見えました。この滝はニュージーランドで一番高い滝で、世界でも5番目です。ロッジからこの滝まで往復1時間半かかるのですが、昨日ロッジに早く着いて元気な人はこの滝を見に行っています(私たちはとてもその元気はありませんでした)。
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ミルフォード・トラックを歩いたイギリスの作家キップリングは「ここは雨が降るとまさに世界八番目の神秘となる」と言っていますが、確かにこのトラックの特徴は水(川や渓谷や滝)にあり、さまざまな水の様態を観察することができます。
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4日目の歩程はアーサー川に沿った道で、大きく育ったシダ類が特に特徴的です。
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吊り橋をいくつも渡りました。
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渓流がいくつも流れ込んで、次第にアーサー川の幅が大きくなってきます。渓流は岩に苔が生えたりして日本のものとよく似ています。
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たっぷりと水を含んだ森はいよいよ深くなります。
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突然、写真の鳥が現れ、私たちの前を50メートルほど走っては振り返って私たちが来るのを待っています。
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「こいつら道を間違えずに来ているかな」と確かめているようで、私たちが近づくとまた先を走って待っています。それを繰り返して300メートルほど行ったところでヤブに消えていきました。
 ニュージーランドの鳥は概して人にフレンドリーで、人を見ると逃げるどころか近づいてくる鳥が多いのですが、特にこの鳥は私たちと一緒に歩きたそうでした。

3分の2位の距離を行ったところでジャイアント・ゲート滝 Giant Gate Falls に出て、ここが今日の昼食ポイントです。ここに着いたのは午後2時近くになっていました。
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ミルフォード・サウンドらしい風景が出てきて最終地点が近いことがうかがわれます。
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そしてついにミルフォード・トラックのゴール地点、サンドフライ・ポイント Sandfly Point に到着しました(15時45分)。
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4日間(実質的には3日間)で33.5マイル(53.8キロ)を完歩した喜びにあふれています。普段、ウォーキングをしてトレーニングをしている私の方がくたびれた顔をして、全くトレーニングなしに参加した妻の方が元気いっぱいの表情でしょう。

サンドフライ・ポイントから船でミルフォード・サウンド・クルージングの発着地へ行き、最終宿泊地マイター・ピーク・ロッジ Mitre Peak Lodge に到着し、長いウォーキングは終わりました。このロッジはホテル並みの設備を持っています。

夜はロッジで打ち上げパーティがありました。クリスマスであることもあり、一流ホテル並みのバイキング形式の豪勢な食事で、ターキー、ラム、チキン、ビーフを始め、とても食べきれないくらいの料理とデザートが出ました。
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パーティのあとは一人ずつに3人のガイドさんから完歩証の贈呈式が行われました。
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ガイドさんには本当にお世話になりました。それほどたくましくも見えない3名でしたが、我々が担ぐ荷物の倍くらいのザックを背負って、跳ぶように歩いていたのが印象的です。
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明るく、陽気で我々の旅をより楽しいものにしてくれました。本当にお世話になりました。
この日の歩数:36,000歩 (2010/12/25)


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by tochimembow | 2010-12-31 18:13 | ミルフォード・トラック

ミルフォード・トラック 3日目 マッキノン峠越え

3日目はミルフォード・トラックのハイライト マッキノン峠 Mackinnnon Pass 越えです。ポンポローナ・ロッジから700メートル登って峠に達し、今度は一気に900メートル下ってクインティン・ロッジに至るこのトラックでもっともハードな行程ですが、同時にもっとも景色がいいとも言われています。この日は1時間早く起きて、7時半には出発しなければなりません。

天気はやはり時折小雨がぱらつく程度で登山道が滑って危ないというほどではなさそうでした。一応、雨具を着込み完全武装で出かけました。
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ロッジを出てすぐにクインティン滝 St. Quintin Falls が見えました。高さは230メートルあります。
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ここからミンタロ・ヒルの森に入っていきますが、周りの山が冠雪しており、昨夜雪が降ったようです。
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山肌にはたくさんの滝ができていました。写真の下の方にススキのような植物がありますが、これはトイトイ toetoe といってパンパスの仲間です。
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峠が近くなってくるとジグザグの登山道となり、次第に山が近くなってきます。
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ジグザグ道の途中ではいろいろな高山植物が咲いていました。写真は長い名前ですがサウス・アイランド・フォックスグローブ south island foxglove です。キツネノテブクロ foxglove (ジギタリス)と名前が似ています。同じゴマノハグサ科に属しますが、花の形は全く違います。
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下の写真はデイジーの1種ですが、正確な名前は分かりません。ハースト・デイジー Haast Daisy ではないかと思います。
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黄色いのはキク科の花マーガリート marguerite と思われます。
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こういう花を楽しみながら登るので、それほど苦しくはありません。
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高く登るにつれて花が変わっていきます。峠はもうすぐのようです。
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ちょうど12時に峠のマッキノン記念碑に到着しました。ここでガイドのお姉さんが待っていて、暖かいホット・チョコレートを飲ませてくれました。
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何とここでは雪が降っています。ニュージーランドは夏だというのに。じっとしているととても寒いのですが、彼女は最後の人が来るまで1時間半も雪の中で待っていて、ホット・チョコレートをサービスしているのです。
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天気は悪かったのですが、峠から見る景色は最高です。
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(上の写真はレンズに雪がついて一部曇っています)
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記念碑から10分ほど行ったところにマッキノン峠小屋 Mackinnon Hut があり、ここで昼食を取りました。
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小屋の中は暖かく、別のガイドさんが温かい飲み物をサービスしてくれました。カメラのレンズがすぐに曇ってはっきりとは写りませんでしたが。
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昼食が終わるとこれから一気に900メートルをくだらなければなりません。12時50分に小屋を出ました。はるか下に見える川の先に今晩泊まるロッジがあります。
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上りより下りの方がはるかに辛いのですが、花を愛でたり、滝を眺めたりなので、それほど苦にせずゆっくり下りました。

渓流まで下ると瀑布群があり、次から次へと大きな滝が轟音を立てて流れています。
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峠の小屋から約3時間かかって今日の宿泊地クインティン・ロッジ Quintin Lodge に着きました。
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ロッジの前ではパラダイス・ダックの親子が遊んでいました。頭が白いのがお母さん、右にいるのがお父さんです。
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この日はクリスマス・イブでしたが、峠で雪を見たので、皆が夏のニュージーランドでホワイト・クリスマスを経験したと大はしゃぎでした。この日は上り下りがきつい行程だったので、足にまめを作った人や脚を痛めた人が多く、ロッジで手当をしていました。ロッジの従業員が全員でクリスマス・ソングを歌って祝ってくれました。この日の夕食はステーキです。皆さんエネルギーを使ったからですね。
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歩いた距離:15キロ、この日の歩数:31,000歩 (2010/12/24)


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by tochimembow | 2010-12-30 19:55 | ミルフォード・トラック

ミルフォード・トラック 2日目 ポンポローナ・ロッジへ

この日はグレード・ハウスからポンポローナ・ロッジまで16キロの歩程です。7時から用意された食材を使ってそれぞれがランチを作ります。おやつのお菓子やフルーツもほしいだけ持っていっていいようになっています。朝食はホテル並みにパン、コーヒー、紅茶、目玉焼き、ハム、ベーコン、ソーセージ、シリアルなど好きなものを食べることができます。ご飯、インスタント味噌汁まであるので、おにぎりを作って弁当にすることもできます。

ツアーといっても全員が並んでぞろぞろ歩くわけではなく、めいめいが準備ができたら9時までに出発すればいいようになっています。ガイドさんは一番前の人に一人、一番後ろから歩く人に一人、中間にもう一人つきます。

天気は曇りで小雨混じりです。我々は8時40分に出発しました。
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昨夜かなりの雨が降ったので、山からたくさんの滝が流れ落ちています。
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クリントン川 Clinton River に沿って歩いて行きます。川はかなりの水量があります。
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おおむね道は歩きやすいのですが、大きな水たまりができているところがあり、そこはジャブジャブ入って渡っていくか、周りの草を踏みながら水たまりを避けなければなりません。下の写真は歩く途中で大きな水たまりができているところです。
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一番深いところは30センチほどありそうです。事前に配られた注意書きには、水たまりがあっても、草を踏みつけずにそのまま水に入って歩きなさいとあったですが、靴の中に水が入るのはいやなので結局周りの草を踏みつけて水たまりを避けました。
 道の両側に黄色で「」の印がついた標識があるのが分かりますか?(写真左)
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これは道が冠水してどこが歩道か分からなくなることがあるので、そのための標識です。また写真右は Bus Stop(バス停留所)と書いてありますが、クリントン川に架かる橋の上まで水が来たときはここで水位が下がるまで待ちなさいという場所です。
 前日のグループは増水でどうしても橋を渡れず、ヘリコプターで次のロッジまで運んでもらったそうです。また3日前のグループは腰まで水があるところを水の中を泳ぐように歩いていったそうです。背の低い日本人は胸まで水に浸かったとガイドさんが言っていました。晴れていればもっと山がきれいに見えるのにと雨を恨みがちでしたが、その話を聞いたときはそういう命懸けのウォークをしなくてよかったと思いました。しかし各ロッジにある書き込み帳にある日本人の感想を読むと、ヘリコプターに乗れてラッキーだったとか、水の中をジャブジャブ歩いて面白い経験だったと書いてあるので、それも面白いのかなと思いました。

ミルフォード・トラックで最高地点であるマッキンノン峠 Mackinnon Pass (両側の山に挟まれたところ)が歩く間ずっと見えています。明日はあそこまで登らなければなりません。
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あちこちにきれいな池があります。
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さまざまな鳥が美しい声で鳴いています。声をお聞かせできないのが残念です。写真はファンテイル fantail という鳥で、尾羽を拡げると扇のようになります。
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またクリントン・ハット(インディペンデント・ウォーカー用の小屋)にはケア(キーアkea)がいて、網戸やコードを咬みちぎっていました。
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ハットを管理しているDOC(政府自然保護局)の人がケアに「悪さをするんじゃない」とお説教をしているときは神妙に話を聞いているのですが、お説教が終わると早速いたずらを始め、両者の掛け合いには笑いました。ケアは大変知的な鳥だとそのお役人が言っていました。悪さをするけど愛すべき鳥です。小屋には必ずケアがいますが、それは人間が持ってくる食料を狙っているからです。

午後3時前にポンポローナ・ロッジに着きました。5時からロッジのバーでビールを飲みながらいろいろな国の人達とおしゃべりするのがまた楽しい一時です。夕食のメイン・ディッシュはパスタかチキンからの選択でした。

この日の歩数:26,000歩。高度差:210m (2010/12/23)


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by tochimembow | 2010-12-30 14:09 | ミルフォード・トラック

ミルフォード・トラック(1日目)グレード・ハウスまで

さていよいよミルフォード・トラックに出かける日です。ホテルからワカティプ湖方面を眺めると前夜に続いて厚い雲が覆い、前途多難を想像させられます。
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クイーンズタウンのUltimate Hikesセンターに9時に集合し、ここからバスでテアナウ湖 Lake Teanau まで行きます。バスを待っている間、妻の登山靴の底が剥がれるというハプニングがありました。センターの人がすぐに近くの登山用品店に連れていってくれ、新しい靴を買って事なきを得ましたが、トラックに入ってから靴底が剥がれたときはどういうことになっただろうとゾッとしました。さすが登山基地の町で朝早くから登山用品の店が開いています。このハプニングのおかげで参加者全員に我々の印象が強くインプットされました。
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バスで約2時間半かかってテアナウ湖に着き、そこでランチを摂り、テアナウ湖北端のグレイドワーフ Glade Wharf まで船で移動しました。雨は本格的となりフィヨルド特有の景色も雨に煙ってよく見えません。
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15時にグレードワーフに着き、いよいよこれからミルフォード・トラックのウォーキング開始です。
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ただし、この日は1キロほどしか歩きません。
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上の写真のような道を30分ほど歩くと今日の宿泊地グレード・ハウスに着きました。
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ロッジは個室と相部屋(バンクルーム)があり、個室を利用するとツアー料金が3万円ほど高くなります。我々はバンクルームで予約しましたが、幸いなことに今回のツアーでバンクルームに泊まるのは我々だけで、4人部屋を二人で使うことができました。ただしトイレとシャワー・ルームは部屋の中にはありません。

夕食まで時間があるので、付近を散策しながらガイドさんが自然を説明するネイチャー・ウォークに参加しました。ずっと雨が降り続いているそうで、山からいく筋も滝が流れ落ちています。
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夜は毎回ミーティングがあります。写真左はガイドさんで3人とも女性です。右はミーティングで、この日は自己紹介がメインでした。
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今回の参加者は23名で、日本人は我々だけ、10人がアメリカ人、あとはNZに移住したベラルーシ人、オーストラリア人、台湾人、イスラエル人、バングラデシュ人、イギリス人などで生粋のニュージーランド人はいません。普通は日本人が10名くらい、多いときは半分以上いてそのときは日本人ガイドがつくようになっているそうです。妻の靴が壊れるというハプニングもあったおかげで、我々の自己紹介は大受けでした。おまけにこの日は私の誕生日だったこともあり、ガイドさんから大きなケーキをプレゼントされて、皆で「ハッピー・バースデイ」を歌ってくれました。
 夕食メニューはシカ肉のステーキかサーモン・ステーキを選べるようになっています。ワインやビールはもちろん、デザートやフルーツもふんだんにあり、なかなか豪勢な山小屋です。どのロッジも乾燥室があり、各自洗濯をして乾燥させれば翌朝までには乾くので、それほど多くの衣類を持って歩かなくてすみます。

この日の歩数:7,000歩 (2010/12/22)


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by tochimembow | 2010-12-30 07:02 | ミルフォード・トラック
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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