人生漂流

frontback.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:日本の自然( 41 )

奥久慈を行く

各地の認知度、魅力度を調べたブランド総合研究所の2014年データでは、全国で最も魅力がない県はダントツで茨城県、それに次ぐのは群馬県と福井県だとか。確かに茨城と言って頭に浮かぶのは、筑波山、水戸の偕楽園、霞ヶ浦くらいか。しかし、どこもどうしても行きたい名所ではない。全国の観光地に詳しい人から次に出てくるのが袋田の滝と大洗海岸でしょう。「の」を入れずに袋田滝を口で言うと「袋叩き」になってしまうから、「袋田滝」と呼ぶのだろうか?
ともかく船橋の第二の自宅に帰ってきたとき、手軽に行ける所へドライブしようということになりました。茨城は学会でつくばに行ったくらいしか、足を踏み入れた経験がないし、紅葉も楽しめるところと、思いついたのが茨城県北部にある袋田の滝と袋田温泉でした。滝に一番近い豊年万作という宿を予約して常磐道から那珂町を経て大子町の袋田に入ったのは夕方5時頃でした。
袋田の滝
暗くなると袋田の滝のライトアップが始まるという案内を聞いて、7~8分歩いて滝に着きました。翌朝の景色と比べてみてください。
e0207997_11175927.jpg

300円を払ってエレベーターで上に上がると、間近に滝が見えました。色が変わりながらライトアップされた滝を写真に撮ると幻想的というより、ちょっと気味悪いですね。
e0207997_11275188.jpg

翌朝、滝に行く途中の久慈川の紅葉ですこの一帯を奥久慈渓谷といいます。。
e0207997_11295917.jpg


永源寺の紅葉
宿の人に聞くと、同じ町内にある永源寺の紅葉が見事ですよということで、滝の後、その寺に行きました。永源寺の紅葉をお楽しみください。
e0207997_11302583.jpg

e0207997_11334298.jpg
e0207997_11335568.jpg
e0207997_11341799.jpg
e0207997_11343420.jpg


その後、筑波山に行き、ユースホステル跡に車を停めて、筑波山に登りましたが、もみじはあまりなく、黄葉が主でした。
e0207997_11351564.jpg


何十年ぶりかで首都圏を車で走りましたが、ともかく千葉県は渋滞がひどい、道路が狭く車が多すぎて、にっちもさっちもいきません。住まいのマンションから高速まで時間がかかりすぎます。首都圏では運転はしたくありません。(2014.10.7~8)
[PR]
by tochimembow | 2014-11-10 11:44 | 日本の自然

韓国岳に登る

御嶽山が噴火して、次は霧島ではないかとメディアが伝えています。韓国岳の麓にある硫黄山で火山性微震があるためです。硫黄山は15年前は盛んに噴気をあちこちから上げていて、地獄の風景だったのが最近はさっぱりおとなしくなっていますし、えびの高原を流れる川は昔は川湯と言って、入浴できるくらい温かい水が流れていたのが、今では冷たい水しか流れていません。硫黄山の北にあった露天風呂もお湯が出なくなって閉鎖したままです。硫黄山も少し頑張り始めたのかもしれないけれど、そのお陰でえびの高原は道路が閉鎖となり、硫黄山からの登山は禁止となりました。

大浪池側からは登ることができます。今まで韓国岳には10数回登っていますが、今回初めて大浪池から上りました。えびの高原が閉鎖なので、閑散としているかと思ったら、大浪池へハイキングに行く駐車場はいっぱいで、たくさんの車が路上駐車していました。韓国岳に行くには大浪池の西端から登っていきます。昔、えびの高原ホテルがあったところが臨時駐車場になっていて、そこに車を置いて、大浪池まで約50分歩き、そこから韓国岳目指して傾斜のきつい山道を上がっていきます。今は頂上近くまで木の階段ができているので、足元が滑ることはありませんが、段差が大きく、この階段がきついこと。わずか1.2kmの距離ですが、約1時間へとへとになって頂上に着きました。
e0207997_2159126.jpg

奥に高千穂峰、手前に新燃岳が見えます。新燃岳の大噴火から3年半、今は火口からは小さい噴煙が上がっているだけです。いまだにこの火口から1キロ以内は立ち入れ禁止です。
南側には大浪池が見えます。その遙か向こうに噴煙を上げている桜島が見えたのですが、あいにく写真には映りませんでした。
e0207997_2243125.jpg

頂上は風が強く、しかも寒かったのですが、人は大勢いました。硫黄山からの登山が禁止となってかえって来る人が増えたようです。「硫黄山はどこに見えるのですか」と聞かれましたので、噴火を期待している人もいるのかもしれません。硫黄山は頂上から少しえびの高原方面に下らないと見えません。しかしその方向は通行禁止となっているため、見るのは無理です。

大浪池周辺の紅葉を期待していましたが、残念ながら少し遅かったようです。所々に紅葉した木が残ってはいましたが。
e0207997_2262210.jpg


今までで一番苦しい韓国岳登山でした。えびの高原の南端にあるえびの高原荘は硫黄山から1キロ以上あるため営業していました。そこの温泉に入って汗を流しました。(2014.11.3)
[PR]
by tochimembow | 2014-11-03 22:16 | 日本の自然

彼岸花

お彼岸(9月23日)頃に咲くから彼岸花といい、曼珠沙華ともいいます。死人花、地獄花とも呼ばれ、忌み嫌う人もいますが、それは球根に毒があることと無縁ではないでしょう。子供の頃は縁起の悪い花だと教え込まれていたため、彼岸花は嫌いでしたが、秋に田んぼの畦や川原で緑に映えて咲いているのを見ると、美しく感じるようになり、最近では彼岸花は好きです。白や黄色の彼岸花も増えてきていますが、彼岸花はやはり赤ですね。

宮崎で撮った彼岸花の写真をご鑑賞ください。
西都市都於郡(とのこおり)城趾(2009年9月22日)
e0207997_21352978.jpg

e0207997_22331899.jpg

高原町皇子原(おうじばる)公園(2014年9月28日)
e0207997_21401290.jpg
e0207997_2139565.jpg

この公園には何と300万本の彼岸花があるという。

ここで思い出すのが、小津安二郎の「彼岸花」。娘(有馬稲子)がなかなか結婚しないことを心配している父親(佐分利信)が、娘が自分で結婚相手を見つけてくると怒り出し、妻(田中絹代)や知り合いの女将の娘(山本富士子)の取りなしで、次第に許す気持ちになっていくというストーリーでした。小津初めてのカラー作品で、赤がテーマの映画だったようですが、彼岸花の場面は記憶にありません。何かを象徴して彼岸花というタイトルをつけたのでしょうか。娘の結婚式がお彼岸の頃だったかな。豪華な女優陣の映画でした。
(2014.9.29)
[PR]
by tochimembow | 2014-09-29 22:12 | 日本の自然

長島ってどこ?

「長島に行った」と言っても鹿児島県出水市近くの長島が思い浮かぶのは、鹿児島出身者か鹿児島に住んでいる人だけでしょう。鹿児島の長島は出水市と橋でつながった、かなり大きな島です。
特にこれというものがあるわけではないけど、海が美しく、魚がおいしいところです。宮崎から行くには九州自動車道の栗野インターを降りて、そこからかなりあるので、よっぽど物好きでない限り行こうとは思わないでしょう。しかし、私たちは2回目の訪問です。
道の駅長島から見た東シナ海。向こうに浮かぶのは天草です。
e0207997_21275995.jpg

針尾公園から見下ろす景色。伊唐島と結ぶ伊唐大橋です。海の色が何とも言えずきれいでした。
e0207997_21292936.jpg

伊唐大橋の左に視線を動かすと小さな竹島も橋でつながっています。このあたりを「薩摩松島」といいます。
e0207997_21345173.jpg

ここの名物は赤土サツマイモや赤土ジャガイモ、そして焼酎「さつま島美人」です。
道の駅で限定品という「甕長期熟成さつま島美人」を買ってきました。
e0207997_21442984.jpg

(2014.7.20)
[PR]
by tochimembow | 2014-07-31 21:45 | 日本の自然

ジャカランダの森

世界三大花木はジャカランダ、カエンボク、ホウオウボクだそうです。日南市南郷町の道の駅なんごうから宮崎県総合農業試験場亜熱帯作物支場までの山側の道約1.5キロはジャカランダの森といってジャカランダの木が約700本植えられています。もともとは50年前に宮崎からブラジルに移住した人が寄贈した木を植えたのが始まりだそうで、今ではジャカランダの名所としてシーズンにはツアーの観光バスが来るほどになっています。亜熱帯作物支場の大温室・トロピカルドームは亜熱帯の美しい花が一年中咲いていますが、10日ほどの新聞にトロピカルドームでカエンボク、ホウオウボクの花が咲いて、世界三大花木が同時に見られるのはきわめてまれだというニュースを知りました。
 そこで日南に仕事に行った帰りに道の駅なんごうへ行きました。平日なのに駐車場はいっぱいで、数名の誘導員が出て車を整理していました。作物支場付近のジャカランダです。
e0207997_13282540.jpg

近くで見るとこんな花です。
e0207997_13294462.jpg

海を背景にしたジャカランダ。
e0207997_13305054.jpg

残念ながらトロピカルドームのカエンボクとホウオウボクの花は終わっていました。参考までに他から借用した写真をお見せします。
カエンボク
e0207997_13345956.jpg
ホウオウボク
e0207997_13341623.jpg
(Wikipediaより)

亜熱帯作物支場は宮崎県民でも知らない人が多く、このあたりは海もきれいなので、いろいろな人にお勧めしているのですが、最近は県外から来る人が増えているようです。

ジャカランダの花はあと1週間くらいでしょう。(2014.6.12)
[PR]
by tochimembow | 2014-06-13 13:39 | 日本の自然

新緑とアケボノツツジ

今年のゴールデンウィークは宿を取ろうと思ったときはすでに遅く、九州圏内どこも予約が取れません。そこで日帰りドライブで新緑を楽しみに行きました。
 まず西都原へ。花はあまり咲いていませんでしたが、新緑は目にしみるほど美しい。
e0207997_2343312.jpg

次の日は、三股町の椎八重公園にツツジを見に行ったら、完全に枯れていました。仕方なく、近くの長田峡で。小型の高千穂峡という感じ。
e0207997_234127.jpg

続いて、都城の早水公園で菖蒲を観賞。
e0207997_23415817.jpg

5月3日は、美郷町から六峰街道に上がって、新緑のシャワーを浴びながら、尾根道をドライブ。諸塚山に登ったらアケボノツツジが満開で、大感激。
e0207997_23503980.jpg

登山口を上がって5分くらいの所からアケボノツツジの群落があります。ピンクの花と新緑のバランスが抜群です。
e0207997_004681.jpg

いつまでも見飽きない美しさでした。
e0207997_2352882.jpg

ミツバツツジも数本ありました。ミツバツツジは新燃岳の火口の下に群落がありますが、噴火の影響で今は行くことができません。
e0207997_23471398.jpg

諸塚山は歩道がよく整備されていて、歩きやすい山です。
e0207997_23551025.jpg

ツツジやシャクナゲは年によって満開の時期が数日変動しますので、行くタイミングが大事です。今年はアケボノツツジが大当たりでした。

最後に我が家の新緑をご覧ください。うっそうと葉が茂っていますが。
e0207997_2357918.jpg

e0207997_22553914.jpg

(2014.5.4)
[PR]
by tochimembow | 2014-05-03 23:57 | 日本の自然

鹿川渓谷の紅葉

延岡市北方町の鹿川渓谷(ししがわけいこく)は岩と渓流が織りなす風景が美しく、新緑の季節に清流が大きな白い岩の間を流れ落ちるのを見るのは格別ですが、モミジが多いところなので紅葉もいいだろうと出かけました。国道218号から槇峰大橋を渡ったところで、鹿川に向かう道に入り、狭い曲がりくねった道を約50分も行くと、鹿川渓谷に出ます。鹿川山荘手前の駐車場に車を置いて、上流の鹿川キャンプ場に向かって歩き始めます。山荘のあたりの紅葉です。
e0207997_16523474.jpg

鹿川渓谷独特の岩です。
e0207997_17125383.jpg

紅葉と透き通った水と白い岩肌のコントラストがきれいです。
e0207997_16574526.jpg

光と影の関係でカエデが真っ赤に見えたり、オレンジ色に見えたりと変化があるので、飽きません。
e0207997_17173641.jpg

e0207997_22201627.jpg

宮崎の森林は常緑樹が多いので、赤や黄色の葉に緑の葉が混じる独特の紅葉風景を見せます。
e0207997_22274630.jpg

まだ緑の梢と黄葉した梢と紅葉した梢を通して青空を見上げると、不思議な感覚にとらわれます。
e0207997_1704187.jpg

約2キロ遊歩道を歩くと鹿川キャンプ場に出ます。キャンプ場からは奇岩の鉾岳がすぐ目の前に見えます。写真にはありませんが、左手には大崩山も見えます。
e0207997_171549.jpg

キャンプ場の周辺ではススキが美しく光っていました。
e0207997_1745356.jpg

 関東では山梨の西沢渓谷、九州では熊本の菊池渓谷が渓谷美で有名です。鹿川渓谷はあまり知られていませんが、それらに匹敵します。西沢渓谷や菊池渓谷はシーズンには人であふれかえっているでしょうが、ここは人が少なく、静かに変化の多い自然を楽しむことができます。
 難点は国道から遠いことで、狭いカーブの多い道を1時間近く運転すると疲れます。対向車との離合が難しく、この日は渓谷に向かうとき対向車に道を譲ろうとしてガードレールで車を擦ってしまいました。
(2013.11.16)
[PR]
by tochimembow | 2013-11-17 17:36 | 日本の自然

霧島・大浪池

関東では39度のところが続出という日本中が猛暑で、ニュース番組のトップはいつも暑さの話題です。宮崎も3日前から最高気温が35度、36度になって、3連休といっても自宅でエアコンにあたるばかりになってしまいそうです。これではいかん、天然の涼しさがあるところは高い場所だと霧島に出かけました。高千穂峰、韓国岳の高いところは木陰がないので、韓国岳の下にある大浪池まで歩きました。
 大浪池登山口(標高1075㍍)で、車の温度計は27度を示していました。町に比べたら涼しいけど、歩き出すと森の中だけどすぐに暑くなります。整備された山道は歩きやすいのですが、妻は10分も歩いたら、早くもバテ気味。30分で着くはずが、40分かかって池畔にたどりつきました。
e0207997_1057926.jpg

池の向こうに韓国岳がそびえています。ここで一息入れて、弁当を食べました。赤とんぼがたくさん飛んでいて、早くも秋の気配か?
e0207997_110364.jpg

体力が充分あれば、韓国岳を目指すのですが、夏バテの二人は池を一周することにしました。東回りのコースで、最初は木道ができています。
e0207997_1123144.jpg

東側の最高地点(標高1411㍍)に来ると高千穂峰と新燃岳が見えてきました。
e0207997_1133750.jpg

前回、十数年前に来たときは天気が悪く、遠くで雷がごろごろ鳴っているときだったので、こんなに山がよく見えるとは知りませんでした。3年前に噴火した新燃岳の火口も見えます。
e0207997_1145620.jpg

韓国岳登山口を過ぎて、池をほぼ一周すると池の向こうに錦江湾と桜島が見えました。写真ではかすんでいますが。
e0207997_1165939.jpg

ツツジの頃は、ミヤマキリシマが見事らしく、錦江湾を臨んだり、高千穂峰、新燃岳、韓国岳を眺めたり、なかなか楽しみが多いコースです。もっとも妻は疲労困憊の風でしたが。
 帰りは湯之野温泉のみやま荘で温泉に入りました。温泉に浸かって、水風呂に入る。これを繰り返していると最高に気持ちよく、暑さ忘れには一番でした。(3013.7.14)
[PR]
by tochimembow | 2013-07-15 12:11 | 日本の自然

ミヤマキリシマが満開の高千穂峰

霧島のミヤマキリシマが見頃になったという情報と来週から梅雨入りしそうだという予報を得て、急遽ミヤマキリシマを見に行きました。ミヤマキリシマがあまり多くない韓国岳は外して、楽なコースの中岳散歩にするか、高千穂峰登山にするか迷いながら、高千穂河原に着きました。高千穂河原の霧島神宮古宮址から高千穂峰のお鉢(火口)付近がピンクに染まっているのが見えます。
e0207997_22263591.jpg

これなら高千穂峰だと、10時ちょうどに登山を開始しました。昨年10月にも登りましたが、そのときと同様、新燃岳が噴き出した砂礫が積もっているため、1歩登ると半歩ずるずると下がる有様で難儀します。しかし、ミヤマキリシマの群落が次第に近づいてくるので、それを見ながらなんとかがんばりました。
e0207997_22481592.jpg
11時にお鉢の火口壁に着きました。
e0207997_22324717.jpg
e0207997_2232522.jpg
お鉢の周りがミヤマキリシマで彩られています。
お鉢を半周くらい北に行ったところは風が強く、帽子が吹き飛ばされそうです。
e0207997_14173555.jpg

山頂はお鉢からいったん下がって、鳥居(霧島神宮元宮)のところから最後の一踏ん張りとなります。(写真はお鉢の向こうに見える頂上)
e0207997_22343934.jpg

11時43分に頂上に着きました。この日は登山者が多く、数百人が登ったでしょう。ガイドが付いた数十人の団体もいます。
e0207997_15421724.jpg
山頂付近にツツジはあまりないので、弁当を食べて早々に引き上げました。(写真は山頂からお鉢方向を見たところ)
ミヤマキリシマが一番多いのはお鉢の周辺です。火口の中は火山灰だらけで、本来の赤い土が見えません。
e0207997_22373385.jpg

あまりにも砂が積もっているため、下山のときは足が砂に埋まって転ぶ心配がなく、ずるずる滑り降りながら約1時間で高千穂河原まで下りました。国民宿舎みやま荘でゆっくり温泉に浸かり、今日一日を堪能しました。ミヤマキリシマは2年前の噴火からかなり回復したようですが、写真を見ても分かるように全体がなんとなく砂っぽいでしょう。(2013.5.25)
[PR]
by tochimembow | 2013-05-25 22:46 | 日本の自然

壱岐に行きました

「めがね」(監督:荻上直子)という映画で小林聡美やもたいまさこが離島でボーッと暮らす(映画では「たそがれる」と言っている)のを観て、どこかの離島でたそがれようぞと探したら壱岐という島名が思い浮かびました。「めがね」の舞台は与論島ですが、与論島は遠く、飛行機代だけで11万円もかかります。壱岐なら博多港から船で1時間ほどの距離だし、人気スポットでもなさそうだから混んでないだろうと3日朝に高速で福岡まで行って、高速船ジェットフォイルに乗りました。何と船は満席で、予約なしの人はキャンセル待ちしなければならないほどでした。
 郷ノ浦港に着くと民宿ひとみのご主人が迎えに来ていました。民宿は空港の近くですが、この空港は大村から1日に2便しかないので、めったに飛行機の音はしません。民宿近くの大浜海岸に行きました。海がきれい!水が本当に青く、透き通ったような色です。妻は桜貝を探し回っています。
e0207997_23365693.jpg
左が大浜方向、右が錦浜方向です。海の中で黒く見えるのはワカメです。
e0207997_15163449.jpg
 夕食は魚、サザエ、ウニが満載の料理でした。
 翌日、レンタカーで島を一周することにしました。観光地図では猿岩というところを推奨しているので、まずそこに行きました。本当に猿そっくりの岩が海に突き立っています。
e0207997_2330943.jpg

周辺はなだらかな草の丘となっていて、気持ちのいいところです。崖の上から海を見下ろすと、きれいな波が打ち寄せていました。
e0207997_23324695.jpg

そこから勝本港というところに行くと、辰の島というところに行く遊覧船の案内があります。案内所に貼ってある写真を見ると奇岩が多く、海岸もきれいなようなので、午後1時半の船に乗ることにして、勝本朝市に行って魚の干物やウニを買い、近くにある大幸物産というレストランで昼食を取りました。ここの名物はウニで、ウニを採る海女さんがテーマになっているNHKの朝ドラ「あまちゃん」を毎日観ているので、それにあやかりウニ丼を食べました。
e0207997_23411163.jpg
この島でも海女さんがウニを採っているそうです。お昼を食べて波止場に行くと、海の底にたくさんのウニがいました。これだけいるなら誰でも採れそうです。フグやアジやチヌが目の前でたくさん泳いでいるので、私でも簡単に釣れそうです。
 さて時間が来て遊覧船に乗るとまず辰の島をぐるりと回りました。
e0207997_2345777.jpg
ここは無人島ですが、夏は海水浴場となる浜があります。白い砂で、水が美しいコバルトブルーです。海底まで白い砂なので、こういう水の色になるのだとガイドが説明していました。外海に出ると玄武岩でできた柱状節理の奇岩壁を見ることになります。
e0207997_23495938.jpg
上の写真は蛇ヶ谷というところです。岩の間から波が奥まで侵入しています。
島の北側にあるマンモス岩です。
e0207997_23571848.jpg

島を海側から見た後、上陸しました。この島はいろいろな野生植物が群生していることでも知られています。
e0207997_235951100.jpg

島の一番高い羽奈毛崎まで来ました。海側は断崖絶壁ですが、柵がなく、こわごわと見下ろすときれいな波が岩にぶつかっています。
e0207997_004012.jpg
対馬海峡を一望できます。水平線が曲線になっているのが分かるでしょう。
蛇ヶ谷を山側から見るとまるでバームクーヘンをナイフで切ったように二つの岩が並んでいます。高さは50メートルあるそうです。
e0207997_034394.jpg

山の上から見た海水浴場です。
e0207997_051634.jpg

 1時間後に迎えに来た船で戻って、次は島の東側に車を走らせて左京鼻に来ました。
e0207997_063367.jpg

この近くにはらほげ地蔵という満潮になると水に浸かる6体の地蔵があります。前掛けをしているので分かりませんが、水に浸食されてお腹に穴が空いている(ほげている)そうです。
e0207997_0103111.jpg

その近くで海女さん達がこの日採ってきたウニの殻むきをして、卵を集めていました。ウニの卵は意外と少ないものです。ウニ丼には何個分のウニが入っているのかと尋ねたら、「10個分くらいじゃろう」と言っていました(じぇじぇ*、だから2100円もしたんだ)。このウニは海女のおばあさんが1時間くらい潜って採ってきたものだそうです。それ以上は体が寒くなって潜れないと言っていました。 *「じぇじぇ」は朝ドラ「あまちゃん」ではやり始めた驚きを表す東北の海女言葉)
e0207997_0113187.jpg

 最後の日(5日)は民宿の近くにある筒城浜(つつきはま)で時間をつぶしました。大量のワカメが打ち上げられていますが、やはり美しい砂浜です。
e0207997_0175581.jpg

 壱岐は何もないところだろうと、格別な期待も持たずに出かけましたが、たそがれる暇がないほど美しい景色を次々とみることができ、充実したゴールデンウィークでした。最後に、妻の収穫、桜貝です。
e0207997_1943478.jpg
(2013.5.3~5)
[PR]
by tochimembow | 2013-05-06 00:19 | 日本の自然
line

定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31