人生漂流

frontback.exblog.jp ブログトップ

ロトルア付近 ワイ・オ・タプ・サーマル・ワンダーランドとマンガヌイ渓谷

ニュージーランド北島3日目。このモーテルは朝食をルームサービスで運んでくれます。
e0207997_1645260.jpg
タウランガのB&Bに比べるとシンプルだけど、朝食として必要なものは揃っています。

ワイ・オ・タプ・サーマル・ワンダーランド Wai-O-Tapu Thermal Wonderland
 今日の予定はまず、ワイ・オ・タプ・サーマル・ワンダーランド Wai-O-Tapu Thermal Wonderlandに行くことです。地熱地帯特有の変わった景色が売りです。朝、10時頃につくと、駐車場の整理員が別の駐車場に行くよう指示していました。誘導された駐車場のそばに Lady Knox Geyser(レディ・ノックス間欠泉)がありました。白く盛り上がった噴気孔があり、その周りにベンチが並んでいます。10時15分になるとガイドのおじさんが出てきて、説明を始めました。そして噴気孔の中に洗剤を入れました。
e0207997_1616247.jpg

e0207997_16192432.jpg

ちょうど10時半になると噴気孔から泡が噴き出し、やがて20メートルほどの高さまで噴煙が上がりました。
e0207997_16201946.jpg
皆、拍手喝采です。
 しかし、国立公園で自然のものの中に洗剤を入れるなんて、許されるのだろうか?と疑問が湧きました。あとで、グーグルで調べたら、これは洗剤を入れることで噴出を促している人工間欠泉だそうです。噴出口そのものは本物だと思いますが。
 そのショーが終わると全員、車で1.5キロ離れたワイ・オ・タプ駐車場に車を移動しました。ワイ・オ・タプでもらったパンフレットを見ても先ほどの間欠泉のことは何も書いてありません。ワイ・オ・タプは全コースを回ると1時間半かかりますが、あちこちで温泉が湧いています。別府の地獄めぐりを何倍かに大きくしたような所です。
e0207997_16301593.jpg
写真はよく出てくるプリムローズ・テラスで真ん中に歩道があります。
e0207997_1633810.jpg
(オパール・プール)
e0207997_16404641.jpg
(悪魔の浴槽Devil's Bath)
なかなか見られないたくさんの温泉を堪能して、お昼になったので、次は近くにあるワイマング渓谷に行きました。

ワイマング渓谷 Waimangu Volcanic Valley
ワイマング渓谷はワイ・オ・タプから車で10分ほどの所にあり、やはり地熱地帯です。ここは森の中に池がいくつかあり、池から噴気しています。最初の池はエメラルド湖で、赤い浮草が水面を覆っています。季節によって水面に生息する植物が変わり、湖面が青、赤、エメラルド色に変わるそうです。
e0207997_17223989.jpg

川に沿って歩きますが、川のあちこちで蒸気が噴き出しています。歩道の地面に手を触れると暖かいです。
e0207997_17264061.jpg

インフェルノ・クレーターは水がミルキーブルーです。この池の色が一番きれいでした。こんな水の色は見たことがありません。
e0207997_17271177.jpg

ワイ・オ・タプとは異なる趣があり、森や池の散策を楽しむことができました。(2015.2.24)
[PR]
# by tochimembow | 2015-02-24 16:18 | ニュージーランド再び

マウント・マンガヌイとハムラナ・スプリングス

Seascape Villa B&Bでの朝食。なかなかリッチです。希望すれば卵やソーセージも焼いてくれます。
e0207997_16553638.jpg

スコットランドから来た夫婦が一緒だったので、「今、日本ではスコットランドがすごい人気だよ」と言ったら、「どうして?」というので、「スコッチウィスキーがテーマのドラマ(マッサン)が人気だ」と言ったら、怪訝な顔をしていました。ここのオーナー夫婦は本当にフレンドリーで話し好きでした。私の評価では10点満点で9.5です。
e0207997_1701428.jpg


タウランガ一番の観光スポットは海岸にあるマンガヌイ山Mt. Manganui (236m)です。二番人気があるかどうかは知りませんが。そこにぜひ行けと言われ、B&Bから車で10分くらいのマンガヌイに行きました。下から見ても年の変哲もない山です。
e0207997_1761455.jpg

200メートル少しの高さしかありませんが、標高ゼロから上るので、途中で休みを入れないといけません。細長く見えるのはマタカナ島です。
e0207997_17152119.jpg

登っている最中に小雨が降り出しました。それでもタウランガの街がきれいに見えました。
e0207997_17165681.jpg


他に見所はなさそうなので、次の宿泊地ロトルアに向かいました。ずっと小雨が降っていました。今夜の宿Fenton Court Motelは、口コミでは9.0の評価です。ロトルアは温泉の街なので、時々硫黄の臭いがします。煙が噴き出しているところもあり、日本の温泉を思い出します。インフォメーションセンター(i-Site)でハムラナ・スプリングス Hamurana Springs という泉の写真を見て、きれいなのでそこへ行きました。持参した「地球の歩き方」には載っていない場所です。ゴルフ場に行けばよいと言われ、ゴルフ場のそばにあるような場所ならたいしたことないだろうと思ったら、意外や意外、とても美しい川がありました。
e0207997_17365118.jpg

川底の砂は白く、そこに生えている緑の水草と美しいコントラストをなしています。川上に向かって約1キロ歩くと泉源がありました。
e0207997_1739245.jpg
写真では川底から水が湧き出しているのが分からないでしょうが、1時間に4,500トンの水が湧いているそうです。そこ以外にも水が湧き出しているところがあります。(写真はDancing sand Springs)
e0207997_17405810.jpg

 我々は、すっかりこの泉が気に入ってしまいました。
e0207997_1742318.jpg

e0207997_183444100.jpg

 あとで調べたら、この泉は山瀬まみがピンクのカッパに分して、ここから出てくるコマーシャルに使われたほか、いくつか日本のコマーシャルに使われているそうです。この泉から湧き出す水は年を通して10℃だそうで、山瀬は撮影のとき水に入ってかなり寒かったでしょう。
 「地球の歩き方」に載っていない、いいところを見つけたので嬉しくなりました。(2015.2.23)
[PR]
# by tochimembow | 2015-02-23 17:44 | ニュージーランド再び

ニュージーランド再び ATM騒動記

4年ぶりにニュージーランドに戻ってきました。クライストチャーチ大地震から4年、その翌日から住めなくなった住まいを離れて、北島に飛んで逃げたのがちょうど4年前の今日でした。今回は北島をドライブ旅行します。
 成田から10時間半、朝、9時半にオークランド空港についてすぐに、以前ANZ銀行で口座を作ってバンクカードを持っていたので、ニュージーランドドルを下ろそうと空港のATMにカードを入れたところ、カードの有効期限が切れていますというメッセージが出て、お金が出ないだけでなく、カードも戻ってきません。ここで下ろして旅行で使うつもりにしていたお金が手に入らないことと、カードが出てこないことで、一瞬、頭が真っ白になりました。空港のインフォメーションコーナーに行って、ATMからカードが出てこないと訴えたら、かなり高齢の係員(80歳を超えている様子)が要領を得ない対応で、銀行に電話をするといってくれたのですが、何度も電話番号を間違える粗忽さで、結局自分の携帯から電話をしました。今度は、電話に出た銀行の係がひどいニュージーランドなまりの英語で何度聞き直しても言っていることがよく分からない。今日は日曜だから、ATMの所に行けない、と言っています。こちらの頭の中はいよいよヒートアップして来ました。向こうが言いたいことは、車で10分の所にあるショッピングセンターにANZ銀行支店が日曜でも開いているからそこへ行けという話でした。ATMの機械に入ったきりのカードはどうなるのだとわめいても、それは誰がやっても出てこないから気にするなという。本当に大丈夫なのだろうかと半信半疑で、駅で予約していたレンタカーをピックアップして、そのショッピングセンターに行ってANZ銀行の支店に行ったら、あっさりカードを再発行する、しかしそれには2週間かかるから、旅行中に必要なお金をここで下ろしなさいといわれ、現金化してくれました。来る前に、ANZ銀行の東京支店に電話して、4年前に作ったカードはまだ使えるかと聞いたら「OK」と言われたんだよと、説明すると、「4年間全然使わなかったからかなぁ」という不確かな回答でした。
 日本でATMからカードが出てこないなどということは起こるのだろうか?第一、ATMのそばには緊急電話があって、そんなことがあればすぐに係の人が駆けつけてくるはずだ。すったもんだしましたが、一件落着して、安堵しましたが、これだけでかなり疲れました。それから、車で約200キロ離れた東海岸にあるタウランガTaurangaに向かいました。タウランガまでの道は特に変わった景色ではありません。タウランガは飛行場もあるくらい結構大きな街で、今日泊まるB&B (Bed & Breakfast)を探し当てるのにかなり時間がかかりました。Seascape Villa B&Bは普通の別荘のような所で、看板もなく、夜だったら見つけるのが大変でしょう。経営者夫婦はきわめてフレンドリーな人達でした。飛行機であまり寝なかったので、部屋に入って、しばらく爆睡しました。
 夕食は、B&Bが推薦した近くのレストランに行きましたが、地元の人々に人気のありそうな店です。
e0207997_1743176.jpg
注文したのはNZ名物のフィッシュ&チップス(ここでは鯛を揚げています)、チャウダー(マッスル貝、イカ、エビが入っている)、グリーンサラダ、ガーリックブレッド。充分美味しかったです。
e0207997_17441748.jpg

 ディナーから帰ってきたら、B&Bの主人夫婦がワインとビールを振る舞ってくれ、1時間ほどおしゃべりしました。ご主人はNZ生まれで、奥さんはロシア生まれで歳はかなり離れています。インターネットで知り合い、ご主人がロシアに行って求婚し、結婚したそうです。ウォッカを飲むかと言われましたが、ウオッカなぞ飲んだらひっくり返るのは目に見えているので、断りました。このB&Bはインターネットの口コミ評価では最高の点数を上げていますが、このフレンドリーさから評判がよいのはうなずけます。
註:B&B 朝食を出してくれる、日本の民宿のような宿。アットホームなB&Bもあるし、素っ気ないパンとコーヒーとシリアルだけのB&Bもある。一度よいB&Bに泊まるとはまります。ここは私の評価では10点満点で9。明日の朝食がよければ9.5。
(2015.2.22) 
[PR]
# by tochimembow | 2015-02-22 17:33 | ニュージーランド再び

椎葉・龍神館を訪ねて

椎葉の民宿・龍神館のオーナー椎葉英生さんが亡くなったことは前に書きましたが、それから2年、今は奥さんの喜久子さんが一人で民宿を切り盛りしています。久しぶりに喜久子さんとおしゃべりしながらおいしい食事を食べ、椎葉の紅葉も見ようと、出かけていきました。

行きは西都からひむか神話街道を走ることにしましたが、西都から南郷までの区間がとにかくカーブの連続で、緊張しどうしのドライブです。南郷の鬼神野溶岩渓谷は紅葉が見事でした。
e0207997_21593275.jpg
e0207997_2159488.jpg

南郷から椎葉までの山道はそれほど苦になりません。椎葉村に入って椎葉湖(椎葉ダム)東岸に沿って走ります。
e0207997_223231.jpg

ダムから約10分で龍神館が見えてきます。
e0207997_18502770.jpg

この日の客は我々二人だけでした。前の日は6人泊まったそうです。囲炉裏の部屋で食事ですが、ここの食事は有名で、何と16~17品も出てきます。肉は鹿とイノシシ、魚はヤマメとイワナですが、野菜やキノコの多いこと。
e0207997_22111618.jpg
イノシシそばや囲炉裏の火であぶったヤマメがおいしい。料理が多くて、いつも完食したことがありません。喜久子さんは熊蜂を漬けた焼酎やマムシを漬けた焼酎も持ってきました。熊蜂は生きたままでビンに入れないとだめだそうで、なかなか難しそうです。マムシ焼酎は、以前マムシが英生さんにかみついたことがあり、英生さんは後日そのマムシを捕まえてマムシ焼酎にしたそうです。マムシ酒の作り方は、まずビンの中に7分くらい水を入れておいて、そこに生きたマムシを入れ、何度も水を取り替え、老廃物を捨て、蛇を洗います(空気は通るようにしておく)。その状態でマムシは1年くらいは生きるそうです。水を取り替えるとき、マムシに噛まれることがあるので、よっぽど気をつけなければなりません。マムシの汚れが落ちたら焼酎を入れて、ビンに栓をするとマムシは死に、1年くらいすると飲めるようになります。英生さんがマムシ焼酎を造ったのは、6年以上前ですが、ビンの中のマムシは今でも生きているように見えます。あまりにマムシがリアルで、尻込みして飲むのはやめました。マムシ酒は精力はつくけど、ほんの短時間しか効かないそうです。熊蜂酒はビンの1/3くらいまで蜂がぎっしり入っています。飲んでも普通の焼酎の味がするだけでした。しかし、その焼酎のせいか、夜身体がぽかぽかして熱いくらいでした。

翌朝見た、龍神館の前の紅葉です。
e0207997_2237551.jpg

龍神館の看板ネコのゴマ団子(通称ゴマ)です。
e0207997_2246354.jpg

朝食を食べながらまた喜久子さんとおしゃべりして、9時過ぎに龍神館をあとにしました。
朝の椎葉湖が美しく光っていました。
e0207997_22413853.jpg

(2014.11.23~24)
[PR]
# by tochimembow | 2014-11-24 22:41 | 日本の自然
line

定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30