人生漂流

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フィッシュ・アンド・チップス Fish & Chips

ニュージーランドで代表的な食べ物がフィッシュ・アンド・チップスです。元々はイギリスのものですが、白身の魚をフライ(Fish)にして、フライド・ポテト(Chips)と一緒に食べるものです。クライストチャーチにはフィッシュ・アンド・チップスをテイクアウトする店がたくさんあります。日本のガイドブックやインターネットにはアカロアのフィッシュ・アンド・チップスがおいしいと勧めてあったので、半分はそれを食べるのが動機でアカロアに行きました。これがその店で、何軒もあるかと思ったらここ一軒しかありません。
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注文したら、魚は「何にする?」と聞かれ、あらかじめアカロアでは「ブルーコッドのフライを注文すべき」ということを吹き込まれていたので ”blue cod!” と言ったら「ブルー・コッドはない」と言われました。はて、困った。何があるかと聞いても外国にいる魚の名前なんて、日本語で言われたとしてもよく分かりません。何でもいいやと思って、「ホキ hoki」と言ったらOKとなりました(ブルー・コッドもホキも日本にはいないらしい)。Chipsは250gと書いてあります。「Chipsは半分にしてくれ」と言ったら、これがミニマムだとはねつけられました。(このおじさんです)
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待つこと10分、出てきたフィッシュ・アンド・チップスがこれです。
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これで300円ちょっとです。ホキのフライは全長17センチくらいなので、全体の量を想像してください。ホキは”はずれ”、うまくはありませんでした。チップスは見ただけでおなかがいっぱいになります。ひたすら食べてもチップスは半分も減りません。本当はこれを食べたあと、イルカ・ウォッチング・ツアーに行こうと思っていたのですが、残ったチップスを車の中に置きっぱなしにすると悪くなってしまうと、妙な「もったいない精神」が出て、結局ツアーはあきらめて帰ることにしました。
 ご忠告:二人あるいは三人で旅行したときチップスは一つだけ注文しなさい。

今、肥満が大きな問題となっています。外国に行くととにかく肥満者が多く、体重100kg以上ありそうな人がごろごろいて、20歳以上の1/3は肥満ではないかと思うほどです。特に女性の肥満者が多いです。堤未果著「ルポ 貧困大国アメリカ」(岩波新書)によればアメリカでは低所得者層ほど肥満の比率が高く、病気になりやすいそうです。それは安いジャンクフード(ハンバーガーなど)しか食べられないためで、ジャンクフードはカロリーが高いため肥満になってくるし、栄養のバランスが悪いため生活習慣病が非常に多いというわけです。しかも生活習慣病になっても医療費が出せない(アメリカは皆保険ではない)ため病院に行けないという悪循環が起こっていると書いてあります。確かに300円でおなかがいっぱいになれば、そういう食生活になります。その本のことを思い出して「今そのことを身をもって体験しつつあるなぁ」と納得しながら、膨大なチップスを食べましたが、夜になってもおなかが空かず、しかもチップスは半分以上持って帰っているので「どうしよう」という状態です。

 フィッシュ・アンド・チップスはしばらく敬遠します。 (2010/10/22)





インターネットで調べたらブルー・コッドは次のような魚でした。
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スズキの一種だそうです。体長30~40cm。

そしてホキは次の図です。
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体長60~100cm。日本のマクドナルドのフィッシュ・アンド・チップスはこの魚を使っているそうです。
(出典:ニュージーランドの歩き方)
http://www.arukikata.co.nz/dining-wine-food/foodstuff/fish.html
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by tochimembow | 2010-10-23 17:27 | 食べること
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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