人生漂流

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イセエビを食す

カイコウラ Kaikoura はマオリ語でイセエビ(kai)を食べる(koura)という意味だそうです。カイコウラに行ったらイセエビ crayfish を食べるべしと日本の旅行ガイド・ブックに書いてあり、インターネットではレストランは高いので、道路沿いの屋台で食べる方がいいというご推薦もたくさんあります。カイコウラ半島を歩いた後(別項Kaikouraを参照)、町の方へ帰る途中で道路に屋台の店が2軒ありました。手前の屋台に入りました。
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メニューにチャウダーとかマッスル貝とかフィッシュ・アンド・チップスとかの値段は書いてありますが、イセエビは書いてありません。「crayfishはあるか?」と聞くと、イセエビを並べた箱を見せて「これは茹でてあってこれから料理して食べさせてあげる」というので、注文しました。出てきたのがこれです。
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料理と言ったのは、1匹を半分に割って、立てただけです。それにサラダやフライドポテトをつけたので料理かなと思った程度です。ボイルしてあるので、硬くなっていて、味は日本で食べる茹でたイセエビと同じです。ブログにはカイコウラのイセエビを賞賛する記事がよく出ていますが、NZに来る前に日南海岸のえぷろん亭で食べた生のイセエビの方がおいしかったな。

食べていると車が来ては停まって、人が降りてきて私の皿を横目で見ながら「あれはいくらだ?」などと聞いています(ちなみに飲み物を入れて59ドル)。値段を聞くとそのまま行ってしまうか、安い魚などを注文して、誰も同じものを注文しませんでした(ちょっと得意)。レストランで食べると半身のイセエビが40ドルくらいらしいので、屋台の方が安いのは確かですが、それでもNZの人にはかなり高い食べ物でしょう。それにしてもメニューにちゃんと書いておけばいいものを。味と値段を天秤にかけると日本で食べる方がいいと思います。

(余談)イセエビとロブスターとクレイフィッシュの違い
ここに来るまでイセエビの英語名はロブスタ-lobsterだと思い込んでいたのですが、こちらではロブスターとは言わず、クレイフィッシュ crayfish というようです。crayfishはアメリカではザリガニを意味し、ニューオリンズでは川にいるザリガニをたくさんゆでて食べる料理が有名です。ですからアメリカで言うクレイフィッシュとここで言うクレイフィッシュは違うもののはずです(ニューオリンズではザリガニをcrawfishともいうからよけいにややこしい)。
 宮崎はイセエビが有名なところですが、禁漁期にはオーストラリアやニュージーランドから輸入した冷凍イセエビを食べさせます(一部の店はなぜか活イセエビを出すが)。結婚式などで出るイセエビも輸入品です。ですからカイコウラで食べたイセエビと日本で食べるイセエビが同じ味がするのは当然です。ただし解禁になったときに日南海岸で食べるイセエビ定食はイセエビを刺身で食べて、その後味噌汁にしてくれるので、この方が断然美味です。ロブスターと日本のイセエビは違うものだと聞いたことがあります。アメリカのロブスターは食べた記憶がないので、日本のイセエビが同じ味かどうかは分かりません。知っている人がいたら教えてください。
(2010/11/27)
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by tochimembow | 2010-11-27 18:04 | 食べること
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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