人生漂流

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アーサーズ・パスを歩く Arthur's Pass

西海岸を見たくアーサーズ・パスを越えて西海岸を回る1泊の旅行に出ました。前回はアーサーズ・パスまで行って引き返しただけなので、今回はそこから山を歩いてみることにしました。

ここは国立公園に入る手前です。10月に来たときは山に多くの雪が残っていましたが、1ヶ月半たって雪は少なくなっています。代わりにルピナスが多く咲いて、彩りを添えています。川の周辺はルピナスの群落です。
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あらかじめ Temple Basin Track というコースが "Nature photographer's dream"(自然写真家の夢)の場所であるという宣伝文句を見ていたので、峠のビジター・センターでそこへ行くコースを相談すると「高度差が500メートルあってかなりきつい。登山靴でないと歩きにくい。行くなら必ず水を持参しなさい」という注意を与えられ、峠から5キロほど走ったところに車を置いて登山靴に履き替え、登り始めました。

最初は広い道ですが、小石だらけで足元が不安定で歩くのに難儀します。コースの終点はスキー場になっていてそのための車道のようです。「こりゃコースの選択を間違ったかな」と思いつつ歩いて行くと30分くらいで車道ではなくなり、登山道らしくなりました。
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スキー場が見えてくると次第に素晴らしい景色が見えてきます。
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スキー場の上にはMt. Temple (1913m) がそびえ立ちボウルのように手を広げています。
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反対側に目を転ずると Mt. Rollestone (2275m) を盟主とする数々の山の雄大なパノラマを見ることができます。
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スキー場を流れる小川のそばにきれいな花が点々と咲いていました。
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パンフレットには Mt. Cook buttercup (マウント・クック・バターカップ)と書いてあるのですが、先日マウント・クックで見たマウント・クック・リリーにとてもよく似ています。後で調べたら同じもののようです。キンポウゲ科の花なので「リリー(ユリ)」と呼ぶよりは「バターカップ(キンポウゲ)」と呼ぶ方がふさわしいでしょうね。
 苦労して上った甲斐は充分にありました。このスキー場は駐車場から荷物を運ぶリフトがあるだけで、人はスキー場まで歩いて行かなければならないようです。スキー場にもリフトがなく、ロープトーが2本ほどあるだけです。雪道をスキー場まで登り、さらにダウンヒル滑降するために登るのはかなり大変だろうと思います。

往復3時間ほどの山歩きでした。下山して車で西へ向かいました。途中の展望台から撮った写真です。
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そこにNZ特有の鳥ケア kea が飛んできました。旅行者のリュックなどにある食料を狙って寄ってくる鳥です。「絶対にエサを与えるな」という看板があります。
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そこから峠を下って西海岸にある町グレイマウス Greymouth に出ました。ここにはパイク・リバーという炭鉱があり、11月19日に大きな爆発で29人が犠牲になりました。一昨日、大きな追悼式があったばかりです。そのせいか町全体に活気がありません。グレイマウスのモーテルに泊まり、翌日はパパロア国立公園、マルイア温泉に向かいました。そのレポートは別項で。
パパロア国立公園 プナカイキのパンケーキ・ロック
マルイア温泉
(2010/11/4)
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by tochimembow | 2010-12-04 22:49 | 国立公園とその周辺
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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