グレート・スモーキー・マウンテンを歩く2 Laurel Falls Trail & Clingsman Dome
ローレル滝トレイル
この日(9月19日)はまたハイキングです。まずローレル滝 (Laurel Falls) へのトレイルを歩きました。
美しい緑の中に紅葉した木がちらほら見えます。
先日のAbrams Falls Trailに比べると傾斜は緩く、距離も短いので、John夫妻も気楽そうです。
紅葉を楽しみながら歩いているうちにローレル滝に着きました。ベンチに座って記念写真、オハイオから来たのでOHIOの形です。
滝そのものはアブラムス滝より小さく、写真を紹介するほどではありません。Abramas Fallsへの道より景色に変化があって、気持ちいい散歩を堪能できました。
ところどころにきれいな花もありました。
クリングマンズ・ドーム
ローレル滝の散歩道は短時間で戻ってきたので、次はグレート・スモーキー・マウンテンで最高地点のクリングマンズ・ドーム Clingmans Dome (2024m)に行こうと話がまとまりました。クリングマンズ・ドームはノース・カロライナ州になります。車で上まで行けるので、歩くのは駐車場から展望台までの15分ほどの距離だけです。グレート・スモーキー・マウンテン国立公園が一望できて、素晴らしい眺めでした。
展望台に上がると雲海が見えました。
ここに来てグレート・スモーキー・マウンテンがすっかり気に入りました。
熊 出没!
クリングマンズ・ドームに向かっているときですが、頂上近くまで車で上ってくると何台も車が止まっていました。何だろうと窓を開けて首を出すと、前方に熊がいます。
車の列に目もくれず、のそのそと車道の脇を歩いています。クリングマンズ・ドームの駐車場に着くと、今度はたくさんの人が下を見ながら指を指しています。指先の方向には別の熊が木に登っていて木をゆさゆさ揺らしていました。枝に隠れて写真はうまく撮れませんでした。
帰路についたとき途中に小さい駐車場があったのですが、そこにも熊がいました。子熊が3頭と母熊の家族です。ここにはレンジャーがいて、見張っていました。熊から人を守っているより、人から熊を守っているようで、人や車が近づくのを制止していました。
この国立公園はあちこちに熊が出没するようです。パンフレットには公園内に約1500頭の熊がいると書いてありました。アパラチア・トレイルはグレート・スモーキー・マウンテン国立公園を横断する長い山道ですが、こんなに熊が出るようでは恐ろしくてトレッキングをする気にはなりません。ここにいるのはどう猛なグリズリー(灰色熊)ではなく、比較的おとなしい黒熊ですが、「熊に注意!」の看板があちこちにあるし、事実、この辺りで熊がハイカーを襲って、その熊はレンジャーに撃ち殺されたという看板もありました。
その場所から下るとき野生の七面鳥(ワイルド・ターキー)が5羽、歩いているのも見たし、その他リスなどいろいろな野生動物にお目にかかれて満足感の高い一日でした。
(2011.9.19)
この日(9月19日)はまたハイキングです。まずローレル滝 (Laurel Falls) へのトレイルを歩きました。
美しい緑の中に紅葉した木がちらほら見えます。
先日のAbrams Falls Trailに比べると傾斜は緩く、距離も短いので、John夫妻も気楽そうです。
紅葉を楽しみながら歩いているうちにローレル滝に着きました。ベンチに座って記念写真、オハイオから来たのでOHIOの形です。
滝そのものはアブラムス滝より小さく、写真を紹介するほどではありません。Abramas Fallsへの道より景色に変化があって、気持ちいい散歩を堪能できました。
ところどころにきれいな花もありました。
クリングマンズ・ドーム
ローレル滝の散歩道は短時間で戻ってきたので、次はグレート・スモーキー・マウンテンで最高地点のクリングマンズ・ドーム Clingmans Dome (2024m)に行こうと話がまとまりました。クリングマンズ・ドームはノース・カロライナ州になります。車で上まで行けるので、歩くのは駐車場から展望台までの15分ほどの距離だけです。グレート・スモーキー・マウンテン国立公園が一望できて、素晴らしい眺めでした。
展望台に上がると雲海が見えました。
ここに来てグレート・スモーキー・マウンテンがすっかり気に入りました。
熊 出没!
クリングマンズ・ドームに向かっているときですが、頂上近くまで車で上ってくると何台も車が止まっていました。何だろうと窓を開けて首を出すと、前方に熊がいます。
車の列に目もくれず、のそのそと車道の脇を歩いています。クリングマンズ・ドームの駐車場に着くと、今度はたくさんの人が下を見ながら指を指しています。指先の方向には別の熊が木に登っていて木をゆさゆさ揺らしていました。枝に隠れて写真はうまく撮れませんでした。
帰路についたとき途中に小さい駐車場があったのですが、そこにも熊がいました。子熊が3頭と母熊の家族です。ここにはレンジャーがいて、見張っていました。熊から人を守っているより、人から熊を守っているようで、人や車が近づくのを制止していました。
この国立公園はあちこちに熊が出没するようです。パンフレットには公園内に約1500頭の熊がいると書いてありました。アパラチア・トレイルはグレート・スモーキー・マウンテン国立公園を横断する長い山道ですが、こんなに熊が出るようでは恐ろしくてトレッキングをする気にはなりません。ここにいるのはどう猛なグリズリー(灰色熊)ではなく、比較的おとなしい黒熊ですが、「熊に注意!」の看板があちこちにあるし、事実、この辺りで熊がハイカーを襲って、その熊はレンジャーに撃ち殺されたという看板もありました。
その場所から下るとき野生の七面鳥(ワイルド・ターキー)が5羽、歩いているのも見たし、その他リスなどいろいろな野生動物にお目にかかれて満足感の高い一日でした。
(2011.9.19)
by tochimembow
| 2011-09-26 23:37
| アメリカの旅