スイスを旅行する(1)はなから珍道中
8月4日に成田を発って8日間のスイス旅行に出発しました。私は5年前にジュネーブとグリンデルワルトに行ったことがあるのですが、妻は初めてのスイスです。
ANA便を取ったつもりが乗ってみたら共同運行のルフトハンザ機で、食事はよくなく、映画も面白いのがなかったのですが、一応定刻にミュンヘンに着きました。そこから1時間半の待ち時間でジュネーブ行きに乗り換えの予定でしたが、搭乗時間になって突然この便は欠航になりましたという放送で、結局2時間後の便を待たなければならなくなりました、ルフトハンザのラウンジでビールを飲んで、カレーライスを食べて時間をつぶしましたが、ジュネーブに着いてホテルに入ったのは午後11時を過ぎていました。中央駅のすぐそばにあるHotel International & Terminusの玄関は鍵がかかっていて、閉め出されたかとドアをガタガタしていたら、従業員が開けてくれました。泊まったのは最上階の屋根裏部屋のようなところで、面積は広いのですが、窓の方に行くと頭をぶつけそうになります。
それでも朝食がなかなかよかったので、満足でした。しかし、往きの飛行機のトラブルは翌日の旅行のトラブルの予兆でした。(9月4日)
翌朝は、遅くとも9時15分の電車に乗ってグリンデルワルトへ向かうつもりで駅に行ったのですが、スイスセーバーパスという4日間乗り放題のチケットにスタンプを捺してもらって有効化しなければならず、それをしてくれる場所を探しているうちに乗り遅れてしまいました。
予定より30分後の電車に乗りました。スイスの電車は快適で、時間どおりに運行します。
グリンデルワルトへ行くには、首都ベルンで乗り換えてインターラーケンに行き、そこでまた乗り換えなければなりません。ベルンで乗り換えて、インターラーケンに近くなったとき放送で「インターラーケンです」と言うのが聞こえました。日本語で「インターラーケンです」と言っているみたいだと言いながら「ここで降りるぞ」と降りたら、5年前に来たときと駅の様子が違います。あの放送は実は"Interlaken West"(インターラーケン西)と放送していたのです。我々が降りるべき駅はその次のInterlaken Ost(インターラーケン東)でした。そこで次の電車を待って、Interlaken Ostまで行き、そこからグリンデルワルト行きの山岳鉄道に乗り換えるのですが、ホームに入ってきた電車の先頭車両に”Grindelwald"という行き先看板がかかっていたので、真ん中の方の車両に乗ろうと言って、ホームの中ほどで乗り込みました。その電車はぐんぐんスイスアルプスに近づいてきて、ユングフラウが見えてきました。
そろそろグリンデルワルトかなと思っていたら、電車はラウターブルンネンLauterbrunnenに着いて乗客は全員が降りました。「変だな。ラウターブルンネンはグリンデルワルトとは違う方向で、ツヴァイリュッチネンから西に行けばグリンデルワルトで、ラウターブルンネンは東の方向だから、ここからスイッチバックしてグリンデルワルトに行くのだろうか?」とぶつぶつ言っていたら、電車は引き返してインターラーケンに戻ってしまいました。駅員に「この電車はこれからラウターブルンネンに行くのか、グリンデルワルトに行くのか?」と聞いたら、「これはツヴァイリュッチネンで切り離して、前の方はグリンデルワルト、後はラウターブルンネンに行くのだ」と言われ、「ああ、ラウターブルンネン行きの車両に乗ってしまったのか」と気がつきました。
今日は朝からうっかり続きで、本当は12時半頃グリンデルワルトに着く予定でしたが、実際はそれより2時間も遅く着きました。妻は初めて見るアルプスの風景に感激して、私を厳しくとがめることもなく、ホッとしました。機嫌が悪いと鞭打ち100回のように叱責を受けるのですが。しかし、自己嫌悪感はどうしようもなく、頭の老化を嘆くばかりです。昨日のフランクフルト機のキャンセルがケチの付き始めだと毒づいてみても始まりません。
ホテル(Hotel Spinne)は小さいながら、きれいなホテルで、何よりもバルコニーに出るとアイガー、ユングフラウがすぐ近くに迫ってきて圧巻です。
ホテルの前のレストランで遅い昼食を食べました。炭水化物の中心はジャガイモで、それにソーセージやベーコンとチーズを取り合わせた典型的なスイス食(というよりドイツ食?)です。
今日は昼頃について、軽いハイキングをするつもりでしたが、ハプニングが続いてあきらめました。
(9月5日)
ANA便を取ったつもりが乗ってみたら共同運行のルフトハンザ機で、食事はよくなく、映画も面白いのがなかったのですが、一応定刻にミュンヘンに着きました。そこから1時間半の待ち時間でジュネーブ行きに乗り換えの予定でしたが、搭乗時間になって突然この便は欠航になりましたという放送で、結局2時間後の便を待たなければならなくなりました、ルフトハンザのラウンジでビールを飲んで、カレーライスを食べて時間をつぶしましたが、ジュネーブに着いてホテルに入ったのは午後11時を過ぎていました。中央駅のすぐそばにあるHotel International & Terminusの玄関は鍵がかかっていて、閉め出されたかとドアをガタガタしていたら、従業員が開けてくれました。泊まったのは最上階の屋根裏部屋のようなところで、面積は広いのですが、窓の方に行くと頭をぶつけそうになります。
それでも朝食がなかなかよかったので、満足でした。しかし、往きの飛行機のトラブルは翌日の旅行のトラブルの予兆でした。(9月4日)
翌朝は、遅くとも9時15分の電車に乗ってグリンデルワルトへ向かうつもりで駅に行ったのですが、スイスセーバーパスという4日間乗り放題のチケットにスタンプを捺してもらって有効化しなければならず、それをしてくれる場所を探しているうちに乗り遅れてしまいました。
予定より30分後の電車に乗りました。スイスの電車は快適で、時間どおりに運行します。
そろそろグリンデルワルトかなと思っていたら、電車はラウターブルンネンLauterbrunnenに着いて乗客は全員が降りました。「変だな。ラウターブルンネンはグリンデルワルトとは違う方向で、ツヴァイリュッチネンから西に行けばグリンデルワルトで、ラウターブルンネンは東の方向だから、ここからスイッチバックしてグリンデルワルトに行くのだろうか?」とぶつぶつ言っていたら、電車は引き返してインターラーケンに戻ってしまいました。駅員に「この電車はこれからラウターブルンネンに行くのか、グリンデルワルトに行くのか?」と聞いたら、「これはツヴァイリュッチネンで切り離して、前の方はグリンデルワルト、後はラウターブルンネンに行くのだ」と言われ、「ああ、ラウターブルンネン行きの車両に乗ってしまったのか」と気がつきました。
今日は朝からうっかり続きで、本当は12時半頃グリンデルワルトに着く予定でしたが、実際はそれより2時間も遅く着きました。妻は初めて見るアルプスの風景に感激して、私を厳しくとがめることもなく、ホッとしました。機嫌が悪いと鞭打ち100回のように叱責を受けるのですが。しかし、自己嫌悪感はどうしようもなく、頭の老化を嘆くばかりです。昨日のフランクフルト機のキャンセルがケチの付き始めだと毒づいてみても始まりません。
ホテル(Hotel Spinne)は小さいながら、きれいなホテルで、何よりもバルコニーに出るとアイガー、ユングフラウがすぐ近くに迫ってきて圧巻です。
ホテルの前のレストランで遅い昼食を食べました。炭水化物の中心はジャガイモで、それにソーセージやベーコンとチーズを取り合わせた典型的なスイス食(というよりドイツ食?)です。
今日は昼頃について、軽いハイキングをするつもりでしたが、ハプニングが続いてあきらめました。
(9月5日)
by tochimembow
| 2012-09-06 03:16
| スイス旅行