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スイスを旅する(5) アルプスの盟主 モンブラン

今日が最後のエクスカーションです。今回の旅行は天候に恵まれ続けていたので、最後もいいだろうとジュネーブからモンブランに行くことにしました。モンブラン(4,818メートル)はアルプスの最高峰ですが、スイスではなく、フランスとイタリアの国境にあります。しかし、ジュネーブから近いためジュネーブを起点として訪れる人が多い山です。

ホテルの近くのバスステーションからフランス国内のシャモニー・モンブランに行くツアーバスが午前8時30分に出発します。

※モンブランに行く人の参考に:バスは2階建てで、定期運行バスの乗客は1階に、ツアー客は2階に乗ります。ツアーと言ってもガイドが運行中ずっと説明するわけではありません。シャモニーでツアー参加者はケーブルカーに優先的に乗れると書かれたサイトがありましたが、そんなことはありませんでした。特に必要がなければツアーを選ぶ必要はありません。ただこの日のガイドだったサイモン君は日本語を話すので、いろいろ話をしました。ツアーは予約が必要で、料金は111スイスフランですが、定期バスの乗車賃は10フランほど安くなります。また、フランスに入るためパスポートが必要といわれていましたが、実際はパスポートのチェックはありませんでした。

バスは約90分で、モンブランの基地シャモニー・モンブランに着きました。そこからケーブルカーでエギーユ・デュ・ミディの山頂まで行きます。ケーブルカーは標高1,035メートルのシャモニーから1回中継駅を経由するだけで3,800メートルまで約20分で上がります。2,800メートルの高度差を一気に上がるため、乗客の中には高山病を起こす人もいます。何といっても富士山頂より高いのですから。
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ケーブルカーを降りると眼前に雄大なモンブランの峰が見えました。ユングフラウ、マッターホルンに負けない素晴らしい景色です。いく条も飛行機雲が見えます。
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エギーユ・デュ・ミディは頂上が二つの岩峰に分かれていて、その間に橋が架かっています。橋を渡って高い方の峰に行き、そこからエレベーターで3,842メートルの展望台へ上がりました。気温は4℃でした。
モンブラン、グランドジョラスが一望できます。
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(左の三角の山がグランドジョラス、右がモンブランです。)
グランドジョラスはなかなかいい形をしています。
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最も高い展望台からエギーユ・デュ・ミディのケーブルカー駅が下に見えます。もっと下に見えるのがシャモニーの町です。よくこんな狭い岩峰の頂きにケーブルカーを懸けて、駅を作ったものだと感心します。中継駅から頂上駅までは1本も柱がなく、1本のワイヤーだけでゴンドラを支えています。当然のことながら、風が強い日は運休となります。
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双眼鏡を覗くとモンブランに登山する人が点々といるのが見えます。グランドジョラスの方向にも登山者がいました。
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いろいろな登山コースがあるようです。展望台から登山を開始する人もいて、クライマーに人気の山のようです。アイゼンとピッケルは必須で、相当な経験と技術がなければ登れないでしょう。若いころは槍、穂高、北岳などに登りましたが、その頃の体力があっても私には無理です。

名前がよく分からない山もたくさんありました。(写真の左、高い岩はエギーユ・デュ・ミディ)
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エギーユ・デュ・ミディからの展望を1時間半ほど楽しんで、ケーブルカーで中継駅プラン・ド・レギュイーユ(2,233メートル))まで下り、そこで降りて昼食を食べ、散歩をしました。ここにくると雪はないので、ハイキングコースがいろいろあります。一番短い池までのコース(片道15分)を歩きました。
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池のそばの岩に寝ころんで30分ほど昼寝をしました。それから名残惜しいけどシャモニーに降りました。

シャモニーはモンブランのための町だからケーキのモンブランを売っているだろうとお菓子屋さんや喫茶店をのぞきましたがモンブランを売っていません。代わりにアイスクリーム屋でモンブランというアイスクリームを食べました。
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(左がモンブラン、右がティラミス。見ても分からないでしょう。ケーキのモンブランやティラミスの味とは違います)
シャモニーからバスでジュネーブに戻ったのは6時半頃でした。この日の夕食は駅前のカフェ・ド・パリというレストランでステーキを食べました。
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好みの焼き加減に焼いたステーキをチーズの中に入れて、下から火であぶりながら食べます。チーズフォンデュとは違いますが、肉にチーズの味が絡まって、なかなかの美味でした。スイスならではの料理です。

これでアルプスとはお別れです。明日の夕方、ジュネーブを発って帰国の途につきます。ずっと天気がよく最高の旅行でした。
(9月9日)
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by tochimembow | 2012-09-10 04:23 | スイス旅行
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


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