人生漂流

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ルーブル美術館

毎日、よく歩きます。昨日も一昨日も14,000歩以上歩いています。今日は世界最大と言われるルーブル美術館を見学するので、相当歩くことになりそうです。

コンコルド広場からルーブル美術館へ
 ホテルを出て、ちょっと遠回りをしてルーブル美術館に行くことにしました。ヴァンガード広場を抜けて、コンコルド広場に行きました。
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そこからシャンゼリゼ通りを少し歩いて遠くに凱旋門を臨みました。
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コンコルド広場からはエッフェル塔も見えます。
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チュイルリー公園にあるカルーセル凱旋門です。
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ちなみにパリには5つの凱旋門があるそうです。
チュイルリー公園をすぎるとルーブル美術館ですが、ここまでに相当歩いています。

ルーブル美術館 Palais du Louvre
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三角錐のガラスの建物はチケット売り場ですが、これがルーブル美術館に似合っているかどうかは議論があります。年間800万人の入場があるので、この日だけで何万人という人が訪れているでしょうが、とにかく広いので美術館に吸収されてしまうと、混んでいるか、空いているかが分かりません。
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ルーブル美術館は、もともとは王宮です。12世紀にフィリップ2世が要塞として建設し、その後ルイ14世が1692年にパリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿に移るまで、代々王宮として使われていました。
ルイ14世が造らせたアポロン・ギャラリーです。天井、壁一面に絵が描かれています。
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この美術館最大の人気はダ・ヴィンチのモナリザかミロのビーナスでしょう。モナリザは小さい絵ですが、その前は黒山の人だかりです。
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ルーブルは写真を撮っていいので、写真を撮ろうとする人が押し合い、へし合いです。
フェルメールのレースを編む女と天文学者が並んで陳列されていますが、見る人は少なく、じっくり楽しむことができます。
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「マリー・ド・メディシスの生涯」はルーベンスが4年かけて22枚の大きな絵を描きました。大きな部屋いっぱいにぐるりと絵が並べられています。マリー・ド・メディシスはメディチ家から多額の持参金を持ってアンリ4世に嫁ぎましたが、アンリ4世は50人以上も愛人がおり、マリー自身は浪費癖が強く、フランス語を話せず、夫と不仲でした。アンリ4世が亡くなった後、マリーは実権を握りますが、息子のルイ13世に追われ、最後は金を使い果たし、亡くなった後は墓すら建てられませんでした。晩年近く、マリーはルーベンスに自分の生涯を絵に描くよう頼み、ルーベンスは24枚の絵にそれを表現しました。
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私が一番長く観ていたのはダビッドの「ナポレオンの戴冠式」です。
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縦6.2㍍、横9.8㍍の大きな絵画で、これはここに掲げられたときから大人気の絵ですが、いくつか事実と異なる点があります。まずナポレオンは妻のジョゼフィーヌに冠を載せようとしていますが、実際はナポレオンが自ら自分の頭に王冠を乗せました。当時、ナポレオンが皇帝になることには民衆の間でも批判が強く、ダビッドはそれを気にして、ナポレオンが冠を授けるように原図から描き換えました。また、ナポレオンの後にローマ教皇がいますが、ローマ教皇はナポレオンが皇帝になることに反対で、イヤイヤながら出席させられていました。最初の絵では教皇は黙って、戴冠式を見ているだけの図でしたが、ナポレオンの命令で教皇がナポレオンが皇帝になることに賛成する合図を示す指の動作をしているよう描き換えています。その他、ダビッドはこの戴冠式に参列しており、その様子をスケッチしている図が左上にあります(写真にはありません)。
 ここを見学するときはぜひ日本語オーディオガイドを借りて、気に入った絵の前で解説を聞くといいでしょう。ルーブル美術館には30万点を超える作品が収蔵されており、陳列されている作品だけでも3万5千点ありますので、気に入った作品だけを観るようにしないと一週間通っても全部見ることはできません。

スリに狙われた
オルセー美術館でも、ルーブル美術館でも「スリに注意」の注意書きが日本語を含め何カ国語でも書かれています。「3人組を見たらすると思え」とガイドブックにあります。ルーブル美術館を見て、いったんホテルに帰り、ジャケットに着替えて、レストランに行くため、地下鉄に乗りました。乗換駅で次の電車に乗ったとき、比較的混んでいたのですが、前に乗っていた若い女の子がすっと私の懐に手を入れてきました。ジャケットの胸のポケットには財布が入っていました。とっさに「スリだ!」と感づき、胸を手で押さえると女の子は手を引っ込めました。「こいつはスリだ」と妻に言うと、女の子は別の二人の女の子を従えて、次の車両に移っていきました。あまりに堂々としたスリぶりにびっくりしました。多分、財布を抜き取って、それを後の子に私、さらにその後に渡して、「掏っただろう」というと「何も持っていない」とごまかす作戦だったのでしょう。それからは電車では他人のそばには寄らない、特に複数のメンバーには注意するようにしました。

このあと、ミシュラン三つ星のレストランに行きましたが、その話はまたあとで。この日は24,000歩歩きました。
(2013.8.26)
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by tochimembow | 2013-08-28 17:55 | パリ旅行
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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