人生漂流

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アーリントン墓地とホワイトハウス

国にとって重要なお墓というと、戦没者を奉る場所となりますが、日本では靖国神社がいつも問題となります。アメリカではワシントン郊外のバージニア州アーリントン国立墓地(Arlington National Cemetery)が最も大きな戦没者の墓地であり、国民全体から敬意を受ける場所であるとともに、観光スポットの一つにもなっています。
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地下鉄で行くことができます。この日も暑く、じりじり日が照りつける中で広い墓地の中を歩くのはかなり苦しいところでした。
ここで有名なのはケネディ大統領の墓です。ジャクリーン夫人と並んで埋葬されています。左がケネディ大統領、右が夫人の墓です。
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大統領はアーリントンに埋葬される権利がありますが、ほとんどの大統領は故郷に埋葬するよう遺言を残しますので、アーリントンに埋葬されている大統領はケネディとタフト大統領(第27代)だけです。
一般軍人の墓石は同じ形のものが整然と並んでいて、数が多すぎて、自分の家族の墓を見つけるのに1日かかったという話もあります。ここは戦没者だけでなく、政治家、実業家の墓もあります。
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観光客が訪れるのはケネディの墓の他に無名戦士の墓(Tomb of the Unknowns)があります。日本では千鳥ヶ淵戦没者墓苑に相当するでしょうか。アメリカ大統領を訪問する国家元首はこの無名戦士の墓に献花することが多く、麻生元首相や安倍首相も訪れ、そのとき贈呈した日本の美術品が陳列されています。墓の前には衛兵がいて、衛兵は墓の前を正確に21秒間で21歩歩き、それから向きを変えてまた21秒間で21歩歩き、銃を捧げる動作をしています。21の意味は、アメリカの重要な国歌儀式では21発の礼砲を放つことから来ています。1年365日、1日24時間、雪が降っても、嵐が来てもその行動を続けます。夏は30分、冬は1時間勤めると次の衛兵との交替式があるそうですが、あいにく見ることができませんでした。この衛兵の役を務めるのは大変名誉なことだそうです。
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アーリントン墓地の次はダウンタウンにあるフォード劇場(Ford Theater)行きました。1865年4月14日、リンカーン大統領はここの貴賓席で観劇をしているとき、南軍派だったジョン・ウィルクス・ブースに背後から狙撃され、通りの向かい側にある民家に運ばれ、救急処置を受けましたが、そこで翌日に息を引き取りました。ブースは仲間と共謀して副大統領、国務長官も暗殺し、政府転覆を狙っていました。写真はリンカーンが座っていた席です(左側に座っていた)。
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フォード劇場は今でも劇場として使われています。

最後に行ったのがホワイトハウスです。30年前にワシントンDCに来たときは中を見学することができましたが、今は連邦予算削減で担当職員を減らしたため見学できなくなっています。観光客は塀の外から眺めるだけです。
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オバマさん、出てこないかなぁ。

この日はJohnとCharletteの結婚35年記念日だったため、ホワイトハウスのすぐ近くのレストランでJohnの孫娘夫婦を交えてディナーで祝いました。(2014.9.1)
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by tochimembow | 2014-09-01 23:44 | アメリカの旅
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定年退職後、リフレッシュのためニュージーランドを半年間漂流しているうちクライストチャーチ大地震に遭遇。日本に戻ったら、またしても働くことに。 片雲の風にさそはれて漂泊の思ひやまず(芭蕉)


by tochimembow
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